売出・成約価格の乖離率は平均マイナス4.5%
売出・成約価格の乖離率を調べたところ、平均マイナス4.5%という結果になった。プラスに転じているケースは少なく、値下げ等をしながら売却を行ったようだ。
また、売却までにかかった期間別にみると、概ね期間が長くなるにつれて乖離率も大きくなる傾向が表れた。
※乖離率…売出価格と成約価格の差額を比率で示したものです。(成約価格-売出価格)÷売出価格×100で算出。
■査定額の根拠は「同じマンションの成約情報」
査定額の根拠として不動産会社から提示された情報は「同じマンションの成約情報」が最多の37.7%だった。次いで「周辺のマンション情報」「周辺の類似物件の成約情報」と続き、他物件の状況を提示するケースが多いことが想定される。
調査概要
調査対象/2018年7月以降、住替えのために国内のマンションを売却したことがある30~69歳の男女409名
調査方法/インターネットによるアンケート調査
調査期間/2023年8月22日(火)~8月23日(水)
関連情報
https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/
構成/清水眞希