玄界灘と有明海に面した豊かな自然と穏やかな気候、福岡・博多に通いやすい交通利便性の高さを有する佐賀県。同県の居住者から、もっとも「住み心地が良い」と思われている県内の街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<佐賀県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<佐賀県版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、佐賀県に居住する20歳以上の男女合計4,249名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング1位は、3年連続で鳥栖市
街の住みここちランキングでは、3年連続で鳥栖市が1位となった。鳥栖市は九州の陸上交通の要衝地で、大手企業の本社や工場が集積している。福岡都市圏へのアクセスも良く通勤・通学可能なエリアが広いのも特徴。市内には鳥栖プレミアム・アウトレットなどの大型商業施設もあり、生活利便性の評価も県内1位となった。
2位は2年連続で三養基郡基山町となった。三養基郡基山町は、県の北東端に位置する福岡都市圏のベッドタウンで、JR博多駅まで最速22分で行くことができる。
住みたい街ランキング1位は、3年連続で福岡市
住みたい街ランキングでは、福岡市が、8.8%という高い得票率で3年連続の1位に輝いた。2位は「住みここち」で1位の鳥栖市、3位は佐賀市で、いずれも佐賀県の自治体がランクインしている。4位は東京23区、5位は3年連続で糸島市となった。
このほか、街の住みここちランキングTOP9および因子別順位は以下の結果となっている。
構成/こじへい