小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

偽のセールサイトや出品情報に注意!冬休みシーズンに起こりうるサイバー犯罪の傾向と対策

2023.11.18

消費者向けセキュリティブランド「ノートン」は、冬休みシーズンに増える可能性があるオンライン詐欺について、「冬休みシーズンのオンラインショッピングに関する意識調査」を実施。その結果と対策方法を公表した。

2023年冬休みシーズン、日本の成人の98%が「オンラインでも買い物をする予定」

2023年の冬休みシーズンに買い物をする予定がある人(日本の成人)の大多数(98%)が、オンラインでも買い物をすると想定しており、その大半(45%)はオンラインショッピングで済ませると回答。また回答者の23%が「ソーシャルメディア上のオンライン広告をクリックして購入した経験がある」と回答している。

約70%は年末年始の買い物でコスト削減を試みていると回答し、3人に1人(34%)は、ブラックフライデーとサイバーマンデーに買い物の大半を行ない、さらにはお得な買い物をするためにリサーチに時間を費やすと回答した。

しかし、冬休みシーズンで詐欺被害にあった被害者の平均被害額は、約20万円以上にも上ることが明らかになった。

■今年の冬休みシーズンはオンラインでの買い物を控えめにすると回答した人の理由

冬休みシーズン中の消費者の買い物傾向を調査した結果、今年はオンラインショッピングを控えると回答した人のうち、44%の消費者は物価高で家電製品も価格が高くなり購入を控えていると答え、52%は物価高騰により生活費に予算を充てるため控えると回答した。

これより、冬休みシーズン中の買い物客は価格高騰により、ショッピングでのコスト削減を検討していることがわかった。

62%の消費者が冬休みシーズンにサイバー犯罪から身を守る方法を知っておきたかったと回答

冬休みシーズンの一人あたりの平均購入金額は、3万5000円近くになることも明らかとなり、全体の13%は今年の冬休みシーズンにChatGPTの様なAIを使って買い物をするという結果も出た。

一方で日本の消費者の67%はサイバー犯罪被害、79%が「個人情報(住所、クレジットカード情報、Eメールなど)の漏洩」の被害に遭うことを懸念している。

消費者の60%が「親戚などの高齢者をターゲットにしたセール情報を提供する不審なEメールやテキスト詐欺」、57%が「第三者による詐欺」、50%が「AIショッピング詐欺」と答えている。

さらに全体の62%が、冬休みシーズンにサイバー犯罪から身を守る方法を予め知っておきたかったと回答。加えて全体の46%は、実際にサイバー犯罪にあった際「どうしたらいいかわからない」という結果も得られた。

冬休みシーズンに起こりうるサイバー犯罪とその対策

■偽のセールサイトや出品情報に注意

クリスマス・年末年始はセールに乗じた偽サイトも登場する可能性がある。相場よりも価格が安すぎる場合や前払い限定など支払い方法が限定的な場合は、特に注意が必要だ。

近年は、偽サイトがデジタル広告(リスティング広告)を出稿、ネットの検索結果で正規のサイトよりも上に表示されるケースもある。

ネット検索で上位に出てきたからと安心せず、冷静に見極めてから個人情報の入力、商品の購入をするようにしたい。

また、人気の福袋が近年ではオンライン上で転売される傾向にあるが、詐欺サイトや詐欺の出品者の可能性もあるため、詐欺の情報がないかネットで検索をしたり、怪しい点がないか、販売元の情報や評価を確認すること。

対策
・サイトのURL・会社情報などに不審な点がないことや、「https」で始まる安全なサイトであることを常に確認し、セキュリティ性を確認する。 ​
・サイト名やURLをネットやSNSで検索し、詐欺情報がないか確認する。
・一般の人が出品をするプラットフォームの場合は、出品者の評価を確認する。
・怪しい販売サイトで絶対に購入しないこと。さらにサイトや店の詳細、評価やレビューを必ず確認すること。また、5つ星のレビューが多すぎる場合は、偽造された評価の可能性もあるため疑う。
・公共のWi-Fiでショッピングやアプリを利用する際は、VPN(Virtual Private Network)を利用し、個人情報の保護を行なう。

■偽のお年玉キャンペーンに注意

クリスマス・年末年始は、SNSなどで企業や著名人がお年玉キャンペーンなどのプレゼント企画を実施され、プレゼントキャンペーンに乗じたなりすましアカウントが頻繁に登場する。

アカウントを吟味せずに投稿文だけを見て参加すると、なりすましアカウントからメッセージが届き、「当選したので個人情報を入力してください。受け取り手数料として1000円を支払ってください」などと、ギフトコードやクレジットカード情報などの個人情報の入力を求められることも考えられる。

対策
・不審な点がないか、アカウントを吟味してからキャンペーンに参加する。
・当選メッセージを受けた際に、手数料等を求められた場合は、詐欺を疑う。

関連情報
https://jp.norton.com/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。