眼鏡のフレームの形や素材、色など、眼鏡には種類が豊富なので選ぶのに悩んでしまいます。そこで、自分に似合う眼鏡探しのポイントをご紹介します。
眼鏡フレームデザインは主に7種類
眼鏡フレームの基本的なデザインは主に7種類あります。自分の顔型に合ったフレームを選ぶと良いでしょう。
オーバル
オーバルは楕円型のフレームで最もオーソドックスなタイプ。顔周りに柔らかさを演出する効果が期待できるので、特にシャープな印象を和らげたい三角顔や四角顔の人におすすめのフレームです。
ボストン
やや丸に近い形をしているため、三角顔タイプ特有のシャープさを和らげます。また、四角顔の人だと、あご周りの雰囲気を柔らかく見せる効果を期待できます
ラウンド
ラウンドはいわゆる「丸メガネ」と呼ばれる、ほぼ真円に近い形のフレーム。
ラウンドがよく似合うのは、三角顔または面長顔の人。ただし、かなり個性を主張するので、コーディネートのアクセントとしてカジュアルシーンでの活用がおすすめです。
スクエア
角の目立つ四角いデザインのスクエアは、クールで都会的な印象に。顔をシャープに見せる効果があるので、丸顔や面長顔タイプにおすすめしたいフレームです。
ウェリントン
ウェリントンは正方形に近い逆台形で、比較的大きめのシルエットが特徴。天地幅が広いので、面長顔タイプの人だと顔とのバランスが取りやすいフレームです。
ブロウ
ブロウはフレーム上部に眉のような強調されたデザインのこと。目元にインパクトを与えて顔を縦長に見せるので、特に丸顔タイプの人におすすめです。
フォックス
両端がつり上がった個性的なデザインで、目尻に向かってフレームのラインが上がっていくため、スタイリッシュな印象に。
三角顔タイプや面長顔タイプの人がかけることで、フェイスラインを引き立ててくれます。
眼鏡フレームの素材は主に5種類
同じデザインでも材質が変わるだけで、見る人に与える印象は大きく変化します。なので、自分の演出したいイメージに合わせて素材を選ぶのも良いでしょう。
セルフレーム(アセテート)
プラスチックを用いた一般的なフレーム。デザインやカラーのバリエーションが豊富なので、自分の好みに合ったメガネを探しやすい特徴です。
メタルフレーム
メタルフレームはチタンやアルミニウムなどの金属で作られたもの。セルフレームと同じく一般的な素材です。
基本的にフレームは細いのが多く、クールで知的な印象を与えるので、スタイリッシュさを前面に押し出したい人におすすめです。
コンビフレーム
プラスチックとメタル、両方の素材を使用したのがコンビフレームの特徴。デザイン性の高く、異なる素材を組み合わせたデザインは華やかなものが多いです。
べっ甲柄フレーム
セルフレームで風合いを再現したべっ甲風のものが多く、本物よりも手軽に入手可能。まだら柄がアクセントとなり、カジュアルな服装と楽しめます。
バッファローホーンフレーム
水牛の角から作るバッファローホーンフレームも天然素材のフレームです。職人によって手作りされる高価な素材で、べっ甲柄よりも落ち着いた色味と柄なので、大人の印象を与えます。
【参考】JINS|メガネフレームの種類は無限大 形状やデザイン別にご紹介
自分に似合う眼鏡フレームの色は?
自分に似合う眼鏡フレームの色は、髪色、肌色、瞳の色の視点から選ぶことができます。
髪色から選ぶ
自分の髪色と同じ色の眼鏡を掛けることで、一体感が出て似合いやすいです。
黒、アッシュ、赤茶の髪色に似合う眼鏡
黒・アッシュ・赤茶の髪色の方には青や赤など、はっきりとした鮮やかな色が似合いやすいです。
ベージュ、ピンク、ダークブラウンの髪色に似合う眼鏡
ベージュ、ピンク、ダークブラウンの髪色には、黄色味がかった色や、ボルドー(濃い青紫)やカーキ(暗い緑のような色)などのこっくりとした深みのあるフレーム色が似合いやすいです。
白、グレーの髪色に似合う眼鏡
白、グレーの髪色にはどのようなフレームの色も似合いやすいです。
肌の色で選ぶ
眼鏡のフレームの色は、肌の色によって選ぶこともできます。
ピンク系の肌
肌に透明感のあるピンク系の肌には、青やシルバー系のフレームが肌に馴染み、よく似合います。また、ピンクや赤のフレームをかけることで、顔がさらに華やかに明るく見えやすくなります。
オークル肌
オークル肌とは黄みやオレンジがかった肌のこと。日本人はオークルタイプが多いと言われており、アイボリー(黄みを帯びた白)やコーラルピンク(コーラルとは、黄みがかった赤色のこと)、淡いゴールドなどが似合います。
日焼け肌
日焼け肌には濃い色のフレームが似合います。黒縁もおすすめで、ゴージャスな印象にしたいなら、ゴールドをつけても違和感がありません。
瞳の色から選ぶ
日本人は茶色い瞳の人が多いですが、薄い茶色から濃い茶色までトーンは様々。髪色と同じく、瞳の色と合わせることで一体感がでます。
薄い茶色に似合うフレームの色
優しい印象の暖色系がおすすめで、セルフレーム(プラスチック製のフレーム)が似合うとされています。
濃い茶色(または黒)に似合うフレームの色
引き締まった印象を与えてくれる黒や寒色系がおすすめで、メタルフレームが似合うとされています。
瞳の輪郭がハッキリしている人に似合うフレームの色
白目が白く、瞳との輪郭がハッキリしている人は、鮮やかな色のメガネがよく似合います。
瞳の輪郭がハッキリしていない人に似合うフレームの色
白目に薄い青色がかかり、瞳の輪郭がハッキリしていない人には、パステルカラーやくすみカラー(グレーを混ぜたような色)といった、淡い色がおすすめです。
【参考】千里堂メガネ|【フレームの色が決められない】あなたに似合うメガネのフレームの色の選び方を4つのポイント別に解説!
※データは2023年11月上旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ