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大谷翔平に学ぶ、外側のゴールから内側のゴールにシフトする勇気

2024.01.03PR

日本人選手初のホームラン王獲得、WBC優勝、MVP受賞など先入観を覆し、不可能を可能にする大谷翔平選手の活躍はいつも我々に勇気を希望を与えてくれます。

私たちは、大谷選手が突然凄い才能を獲得したような錯覚を持ちます。しかし、事実はそうではありません。大谷選手はプロセスを徹底的に追求することの大切さを誰よりも理解しています。
「大きな夢は小さな目標の総量である」、つまり「結果」ではなく「プロセス」に意識を置いているのです。「小さな目標の実現」に果敢に取り組む。その小さな習慣こそが偉大な成果を上げる必須の要素ということだと思います。

昨日より今日、今日より明日。自分史上最高の自分にめぐり逢うための「ポジティブ思考」の神髄に迫る話題の書籍『「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法』この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、自分を成長させる大谷選手の思考法を解説していきます。

【大谷翔平選手が教えてくれる仕事で成果を上げる秘訣】外側のゴールから内側のゴールにシフトしよう

2021年シーズンの最終戦、その第1打席で46号ホームランを放った大谷選手は、この試合で初の100打点に到達。投手として100投球回、100奪三振、打者として100安打、100打点、100得点を達成し、メジャー史上初の投打5部門で100の数字を越える「クインティプル100」を達成しました。試合後、大谷選手はこう語っています。

「より多く試合に出られたというのは単純に楽しかったですし、それだけ試合に貢献できる頻度が高いということは選手としてもやりがいがあったと思うので、そうですね、すごい楽しい一年だったかなと思います」(『歴史を動かした二刀流 大谷翔平~偉業の軌跡~』あさ出版)

時代は「肩書」や「報酬」といった外側の評価から、「最高の自分」とか「自分史上最高記録」といった内側の評価に重点が移っています。その大きな理由は、時代の要請が、「社会の軸」から「自分軸」へと着実に移行しているからです。

大谷選手のモチベーションの源泉は、世界一の打者になることでもなく、世界一の投手になることでもありません。「自分史上最高の自分」に出会うことを実現するための日々の作業が、彼のパフォーマンスを支えているのです。このことについて大谷選手はこう語っています。

「基本は自分の決断のもとで行動してきました。小さい頃にやっていた水泳もそうでした。続けるときは、友達がやっているのを見て『僕もやりたい』と思って続けましたし、やめるときも、最後のテストみたいなものがあって、それが終わったら『もういいや』と思ってやめましたから」(『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』扶桑社)

最新の心理学実験においても、「社会の軸」を意識するよりも、「自分軸」を意識したゴールのほうが、モチベーションだけでなく持続力も高まるという結論が出ています。

自分の興味と関心を自分の内側との対話を積み重ねることにより見つけ出していく。それを追求していくと、「自分の得意なこと」や「自分の好きなこと」が自然に浮かび上がってくるはずです。

つまり、「好き」や「得意」は 幸福感や充足感と、とても相性がいいのです。

たとえ仕事や作業の結果が芳しくなくても、幸福感や充足感に満たされていれば、モチベーションを落さずに継続できます。

一方、強制的に「努力する」や「頑張る」という意識は、悲壮感や挫折感を生み出す元凶になります。それだけでなく、努力したり、頑張ったりして、うまくいかなかったときには、深刻なスランプや失意を生み出すのです。

他人からの指示や命令によってやる仕事からは「努力する」や「頑張る」という意識が生まれます。つまり、「努力する」や「頑張る」という言葉を発しただけで、それは「やらされる仕事」になる可能性が高くなります。

一方、幸福感や充足感に満ち溢れたときに作業はいくら長時間持続しても疲労感を覚えないし、時間の経過も驚くほど速くなります。つまり「自分の内側」にゴールを設定したとき、私たちが幸福感や充足感を得られる確率は高まるのです。

たとえば、私がメンタル面でバックアップしているプロゴルファーには、「自分史上最高のプロゴルファーになることを目指しなさい」と言うのが口癖になっています。

なぜならゴルフという競技は、相手のスコアをコントロールできないからです。また、「相手に勝つ!」というように他人を意識して試合に臨んだ場合、優位にゲームを進めているときには問題ないのですが、劣勢になったときフラストレーションが溜まってしまうのです。

しかし、「自分史上最高のプロゴルファーになる」ことなら、どんな結果になっても、満足感を得られます。

大谷選手のように、徹底して「自分軸」で考えて行動することにより、自動的に幸福感や充足感で心の中が満たされるようになるのです。

★ ★ ★

いかがでしょうか?

大谷選手を超一流のアスリートへ飛躍させた思考法にはビジネスパーソンも学ぶことも多いと思います。ぜひ日々の小さな目標の実現を目指して一歩一歩、「できない」を「できる」に変える努力をしてもらえればと思います。

さらに詳しい解説は児玉光雄さんの著書、『「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法』をチェックしてみてください。

「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法
著/児玉光雄/アスコム

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児玉光雄
1947年兵庫県生まれ。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問、元鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒。大学時代はテニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院で工学修士号を取得。米国五輪委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員として、米国五輪選手のデータ分析に従事。過去30年以上にわたり、臨床スポーツ心理学者として、ゴルフ、テニスを中心に数多くのアスリートのメンタルカウンセラーを務める。また、右脳活性プログラムのカリスマ・トレーナーとして、これまで数多くの受験雑誌や大手学習術に右脳活性トレーニングを提供。この分野の関連書は100冊以上、累計発行部数は150万部を越える。主な著書はベストセラーになった『この一言が人生を変えるイチロー思考』(知的生きかた文庫)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『能力開発の専門家が作ったそうぞう力とさんすう力がみるみる育つこども脳トレドリル』『頭がよくなる!「両利き」のすすめ』(いずれもアスコム)など200冊以上。日本スポーツ心理学会会員、日本ゴルフ学会会員。
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