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大谷翔平選手に学ぶ、自分らしさを追求することに徹底して時間をかけるべき理由

2024.01.01PR

日本人選手初のホームラン王獲得、WBC優勝、MVP受賞など先入観を覆し、不可能を可能にする大谷翔平選手の活躍はいつも我々に勇気を希望を与えてくれます。

私たちは、大谷選手が突然凄い才能を獲得したような錯覚を持ちます。しかし、事実はそうではありません。大谷選手はプロセスを徹底的に追求することの大切さを誰よりも理解しています。
「大きな夢は小さな目標の総量である」、つまり「結果」ではなく「プロセス」に意識を置いているのです。「小さな目標の実現」に果敢に取り組む。その小さな習慣こそが偉大な成果を上げる必須の要素ということだと思います。

昨日より今日、今日より明日。自分史上最高の自分にめぐり逢うための「ポジティブ思考」の神髄に迫る話題の書籍『「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法』この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、自分を成長させる大谷選手の思考法を解説していきます。

【大谷翔平選手の直感力が彼を偉大なメジャーリーガーに仕立てた】徹底して自分らしさを追求しよう

2022年9月29日の対アスレチックス戦。この日、観客は、大谷選手のあわやノーヒットノーランという快投を目撃します。1回の先頭打者に四球を与えたものの、それ以降アスレチックス打線を無安打に抑え込みます。ストライクを取るごとに本拠地のファンも大興奮。

8回2死の場面で内野安打を許して快挙は逃しましたが、「ダブル規定回クリア」まで投球回は後1に迫りました。それだけでなく、この日、偉大なノーラン・ライアン投手と並ぶシーズン10度目の2桁奪三振もマークしたのです。

試合後、大谷選手はこう語っています。

「勝てて良かったなと思います。スライダーばっかりだったんですけど、それなりに投げられましたし、こんなにスライダーを投げたことは人生でもなかったですけど、それでも抑えられてよかった」(スポニチアネックス2022・09・30付)

言うまでもなく大谷選手は、メジャーにおける希有な選手なのです。これからの時代は「過剰なもの」は、いくら高度なものであっても安価に手に入るようになるはずです。その一方で、「稀少価値のあるもの」に富が集中する時代に突入しているのです。

20世紀に稀少価値のあった高度な情報の価値はもはや限りなくゼロに近づいているのです。あるとき、大谷選手はこう語っています。

「実際に『二つやっている』ということが事実なだけで、もしかしたら、片方をやっていたほうがいいのかもしれない。でもやっぱり、二つをやっていたほうがいいのかもしれない。そこには正解がなくて、僕としては『やったことが正解』というだけなんです。そう信じたいという気持ちがあります。自分がやってきたことを信じたい。僕はそう思っています」(『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』扶桑社)

17世紀に生きたオランダの著名な哲学者スピノザは、人であれ物であれ、「本来の自分らしい自分であろうとする力」を「コナトゥス」と呼びました。この言葉は元々ラテン語で、「努力、衝動、傾向、性向」といった意味を持ちます。

スピノザの賢人観は「自分のコナトゥスが何によって高められ、何によってネガティブな影響を受けるかを知り、結果として人生を楽しむ術を心得た人」というものです。

そうなるためには、何が良くて何が良くないかを試してみる必要があります。このとき世間一般の判断ではなく、自分の感性に従って生きることが求められます。

このことについて詳述している『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』(ダイヤモンド社刊)を著した山口周さんはこう語っています。

「私たちは極めて変化の激しい時代に生きており、私たちを取り巻く事物と私たち個人の関係は、常に新しいものに取って代わられていくことになります。このような時代にあって、何が『良い』のか、『悪い』のかを、世間一般の判断に基づいて同定することはできません。私たちが、自分の人生を賢人となって楽しむためには、つまるところ、さまざまなものを試し、どのような事物が自分のコナトゥスを高めるか、あるいは毀損するかを経験的に知っていくことが必要になります」

大谷選手が自分の頭で自分の人生を考え、それを自分のキャリアの中で数多く試したから、ピッチャーとバッターの両立という「とてつもない稀少価値」とめぐり逢えたのです。

あなたにとっての「コナトゥス」についてたっぷり時間をかけて考えてみてください。徹底して自分らしさを追求してみることは、とても大切だと、私は思うのです。

★ ★ ★

いかがでしょうか?

大谷選手を超一流のアスリートへ飛躍させた思考法にはビジネスパーソンも学ぶことも多いと思います。ぜひ日々の小さな目標の実現を目指して一歩一歩、「できない」を「できる」に変える努力をしてもらえればと思います。

さらに詳しい解説は児玉光雄さんの著書、『「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法』をチェックしてみてください。

「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法
著/児玉光雄/アスコム

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児玉光雄
1947年兵庫県生まれ。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問、元鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒。大学時代はテニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院で工学修士号を取得。米国五輪委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員として、米国五輪選手のデータ分析に従事。過去30年以上にわたり、臨床スポーツ心理学者として、ゴルフ、テニスを中心に数多くのアスリートのメンタルカウンセラーを務める。また、右脳活性プログラムのカリスマ・トレーナーとして、これまで数多くの受験雑誌や大手学習術に右脳活性トレーニングを提供。この分野の関連書は100冊以上、累計発行部数は150万部を越える。主な著書はベストセラーになった『この一言が人生を変えるイチロー思考』(知的生きかた文庫)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『能力開発の専門家が作ったそうぞう力とさんすう力がみるみる育つこども脳トレドリル』『頭がよくなる!「両利き」のすすめ』(いずれもアスコム)など200冊以上。日本スポーツ心理学会会員、日本ゴルフ学会会員。
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