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大谷翔平に学ぶ好奇心を育んで積極的に行動を起こす姿勢

2023.12.23PR

日本人選手初のホームラン王獲得、WBC優勝、MVP受賞など先入観を覆し、不可能を可能にする大谷翔平選手の活躍はいつも我々に勇気を希望を与えてくれます。

私たちは、大谷選手が突然凄い才能を獲得したような錯覚を持ちます。しかし、事実はそうではありません。大谷選手はプロセスを徹底的に追求することの大切さを誰よりも理解しています。
「大きな夢は小さな目標の総量である」、つまり「結果」ではなく「プロセス」に意識を置いているのです。「小さな目標の実現」に果敢に取り組む。その小さな習慣こそが偉大な成果を上げる必須の要素ということだと思います。

昨日より今日、今日より明日。自分史上最高の自分にめぐり逢うための「ポジティブ思考」の神髄に迫る話題の書籍『「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法』この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、自分を成長させる大谷選手の思考法を解説していきます。

【大谷翔平選手の成功思考の秘訣を教えよう】好奇心を膨らませて積極的に行動を起こそう

大谷選手のような成功者たちの共通点は、徹底して量をこなしている、ということ。「成功確率は理屈抜きに試行回数で決まる」と、私は考えています。自分が定めた成功というゴールにたどり着きたかったら、目の前の作業における試行回数を増やすしかないのです。

たとえば、ここに「成功率が1%」の困難な作業があったと仮定します。この作業を2回繰り返すと、成功率は約2%に増加〔100%-(99%×99%)=1.99%〕します。

その後も試行を繰り返せば、成功確率は着実に増えていき、試行回数が100回のときは、63%を超え、459 回繰り返すと、99%にまで到達するのです。

これはあくまでも理論上の数値ですが、試行回数を増やすことが成功に着実に近づく強力な要素であるとわかるはずです。そのことについて、大谷選手はこう語っています。

「やればやるだけ洗練されていくものだと思うので……そこは数をこなしていくのが大事なのではなくて、数をこなす分、よかった、悪かった、の回数が増えていくことで、それがより洗練されていくことにつながっていくんだと思います。数が決まっているとそこまで辿りつけなかったり、自分が思うスイングができなかったりということが出てきてしまいますから……」(『雑誌ナンバー 2019・6・27号』文藝春秋)

あなたの人生の中で、成功した回数ではなく、実行した行動の数を誇ってください。
人生における夢の実現は、「描いた夢の数ではなく、あなたの行動の数で決まる」のです。成功確率の低い夢でも、単純に行動の数を増やせば、いずれ夢にたどり着けるのです。

2021年、ウイスコンシン大学の研究者を中心にした研究グループが、天才のパーソナリティについて調査しました。研究チームは、過去に実施された天才に関する複数の調査から約8000人のデータを調べたそうです。

この調査が定義した「天才」とは、同世代の人間よりも知性が突出した人たちを指します。ジャンルは、数学や語学の成績はもちろん、芸術的な分野における想像力、哲学的な思考の深さなど、さまざまな知的ジャンルに及びました。

その結果判明した彼らの共通点は「開放性の高さ」でした。

開放性という言葉は、パーソナリティ研究の用語であり、未知のテーマにポジティブな興味を持ち、それに対して具体的な行動を起こせるかどうかを示す性格を意味します。その開放性を示す大谷選手の言葉があります。

「ピッチャーだけをしていたら、ピッチングでしか経験できない発見があるわけですけど、ピッチングをやってバッティングをしていれば、楽しい瞬間はいっぱいあるんです。そういう瞬間が訪れるたびに、僕は投打両方をやっていて『よかったなあ』と思うんじゃないですか」(『道ひらく 海わたる 大谷翔平の素顔』扶桑社)

つまり、天才とはイコール「好奇心」に溢れた人間なのです。私たちが成功にたどり着くための二つ目の要素は、「多様」です。いくら試行回数を増やしても、同じことを繰り返すだけでは成功にはたどり着けません。チャレンジの多様化が必須要素なのです。

しかし、それではまだ「さまざまに試行しているだけ」に過ぎません。行動の量を効率よく成功に導くには、3つ目の要素である「察知力」が必要となります。

察知力とは、自分の身の回りの小さな変化を見逃さないスキルです。 大谷選手は、バットのスイングにおいて並のバッターが気づかないようなほんのわずかな違いを察知するスキルを日々の鍛練によって身につけています。

実はイノベーションを起こす人間ほど観察に時間を費やすことが判明しています。つまり、優れたイノベーターたちほど、仕事上の小さな変化を敏感に察知し、それによって誰も真似できないアイデアを生み出しているのです。これも好奇心なくしては、不可能な作業であると言えます。

パリの警察学校の壁には一世紀以上前から一つの警句が掲げられています。

「脳は外界の特異なものを見つけ出す。しかし、それはすでに脳に存在しているものだ!」

前例のないアイデアを創造する人間ほど、身の回りの特異なものを察知する能力が高いのです。

成功にたどり着くには、まず好奇心を膨らませて試行回数を増やしていくだけでなく、試行するテーマに多様性を持たせることも必須なのです。

★ ★ ★

いかがでしょうか?

大谷選手を超一流のアスリートへ飛躍させた思考法にはビジネスパーソンも学ぶことも多いと思います。ぜひ日々の小さな目標の実現を目指して一歩一歩、「できない」を「できる」に変える努力をしてもらえればと思います。

さらに詳しい解説は児玉光雄さんの著書、『「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法』をチェックしてみてください。

「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法
著/児玉光雄/アスコム

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児玉光雄
1947年兵庫県生まれ。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問、元鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒。大学時代はテニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院で工学修士号を取得。米国五輪委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員として、米国五輪選手のデータ分析に従事。過去30年以上にわたり、臨床スポーツ心理学者として、ゴルフ、テニスを中心に数多くのアスリートのメンタルカウンセラーを務める。また、右脳活性プログラムのカリスマ・トレーナーとして、これまで数多くの受験雑誌や大手学習術に右脳活性トレーニングを提供。この分野の関連書は100冊以上、累計発行部数は150万部を越える。主な著書はベストセラーになった『この一言が人生を変えるイチロー思考』(知的生きかた文庫)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『能力開発の専門家が作ったそうぞう力とさんすう力がみるみる育つこども脳トレドリル』『頭がよくなる!「両利き」のすすめ』(いずれもアスコム)など200冊以上。日本スポーツ心理学会会員、日本ゴルフ学会会員。
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