置き方1 「適切な場所」 に置いて効率的に加湿
加湿器の能力をしっかりと発揮させるには、適切な場所※に置くことも大事だ。特にエアコンなどで暖房している場合は注意が必要なので、以下の条件を満たす場所に置いて、効率よく、省エネに加湿しよう。
※加湿方式によって異なる場合がある。こちらではダイニチ加湿器について紹介している。
1. エアコンの風が直接当たらない場所に置く
エアコンの温風が直接加湿器に当たると、加湿器のセンサーが誤作動して正しく湿度を測定できず、加湿をしすぎてしまう可能性がある。
2. 加湿空気をエアコンの風が運んでくれる位置に置く
エアコンの温風が直接当たらず、それでいてエアコンの温風が加湿空気を運んでくれる場所に置くと、潤った空気が効率的に部屋中に広がる。
3. 直接床に置かない(大風量の機種を除く)
暖房中は床付近が比較的低温になるので、加湿器のセンサーが湿度を高めに判定する場合がある。そうなると加湿器が十分な加湿をしていると誤解し、加湿量を落としてしまう。きちんと加湿するため、テーブルや家具の上などに設置するのがおすすめだ。
4. 窓際から離す
窓際は冷たい外気の影響を受けやすいので、加湿器のセンサーが誤った判断をしてしまう。また窓に結露ができやすくなるので、窓から離すことがおすすめ。
5. 家電の近くに置かない
特に超音波式やスチーム式の加湿器は、テレビやオーディオ、PCなどの精密機器の近くに置くと、故障の原因になる場合があるので注意。
置き方2 「お手入れ」で電気代を節約
加湿方式によって異なる場合がある。こちらではダイニチ工業のハイブリッド式加湿器について紹介している。
1. 空気取込口のほこりをとる
室内の空気を取り入れるタイプの加湿器は、空気取込口にほこりがたまりやすい。ほこりが付着すると十分に空気を取り入れることができないので、加湿量が低下してしまう。
この場合、十分な加湿を行うために、常にヒーターがONになるなど余計な電気代がかかってしまうため、1週間に1回程度掃除機などでほこりを取り除くこと。
2. 気化フィルターを洗う
抗菌気化フィルターに水アカやごみが付着している場合も、水を十分に吸水できないため、加湿量が低下する。2週間に1回気化フィルターを水洗いして、1カ月に1回以上はクエン酸等で手入れをしよう。
ダイニチ工業では別売部品で使い捨てタイプの抗菌気化フィルター「カンタン取替えフィルター」も用意している。洗わずにサッと交換したい人にオススメ。
関連情報
https://www.dainichi-net.co.jp/
構成/Ara