家庭向けの電気代は、政府が補助を延長したことで11月請求分(10月使用分)は大手電力8社が10月比で値下がりとなったものの、例年より高騰している。また日用品を含むさまざまなものの物価も上昇しており、家計の負担が増加してきている。
そこでダイニチ工業は、冬場の乾燥対策にかかせない「加湿器」の省エネポイントをまとめた。正しい「選び方」と「使い方」で、電気代が1年で最も高くなる冬を賢く快適に乗り切ってみてはいかがだろう。
選び方1 「加湿方式の違い」 をチェック
加湿器は、加湿方式によって主に4つのタイプに分かれる。一般的に消費電力が低いのは気化式と超音波式だが、パワー不足を感じる場合は、節電しつつパワフルに加湿できる「ハイブリッド式(気化式×温風気化式)」がおすすめ。
ダイニチ工業のハイブリッド式加湿器の場合、湿度が低いときは「温風気化式」でパワフルに、設定湿度に達するとヒーターを切って「気化式」で省エネに加湿する。
2つの方式を湿度に応じて自動で切り換えるので、電気代のムダを抑え、節電しつつパワフルに加湿が可能だ。
選び方2 適用畳数よりも「大きいサイズ」 がお得
一般的に、加湿器は適用畳数よりも大きいサイズを選ぶと、加湿スピードの面でも電気代の面でもお得になる。
ダイニチ工業の加湿器で比較すると、同じような加湿量でも、960mL/hの機種でエコモード運転した場合の消費電力は500mL/hの機種で標準モードで運転した場合の約7分の1で、1カ月の電気代※の差は約1,041円。
※1日8時間×30日運転、電気代31円/kWh(税込)。50Hzの場合。