キャリアデザインセンターが運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、女性565名を対象とした「読書」に関するアンケートを実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
働く女性の約半数が月に1冊も本を読まない
【Q.1 月に何冊本を読んでいる?】
※漫画、雑誌は除く
『女の転職type』会員に月に何冊の本を読むか質問したところ、「0冊」が49.7%で最も多く、次いで「1~3冊」42.3%、「4~6冊」5.3%となった。月に読む本の平均冊数は1.2冊だった。
年代別に見てみると、年代が上がるごとに本を読む冊数が増えることがわかる。
【Q.2 本を読むために、月にいくらかけている?】
本を読んでいる人に本を読むために月にどれくらいの費用をかけているか聞いたところ、「1,000〜3,000円未満」が42.3%で最も多く、次いで「0円」26.4%、「1~1,000円未満」9.9%となった。ひと月にかける費用の平均は1,696円となる。
【Q.3 どんなジャンルの本を読んでいる?】
※複数回答
どんなジャンルの本を読んでいるか聞いたところ、「小説」が最も多く65.0%、次いで「エッセイ」が47.3%と、文芸書を読んでいる人が多い結果になった。
一方で「自己啓発本」や「ビジネス書」も約3割の人が読んでおり、仕事やキャリアに直結する内容の本もよく読まれていることがわかる。
【Q.4 なぜ本を読む習慣がない?】
※本を読んでいない人のみ。複数回答あり
本を読んでいない人になぜ読まないのかを聞いたところ、「時間がないから」が55.4%で最も多く、次いで「読みたい本がないから」32.3%、「活字を読むのが苦手だから」29.8%という結果になった。
その他のコメントとしては、「スマートフォンで動画やドラマを観る方が手軽なので、そちらに費やす時間が増えてしまっている」、「読む時間がないので音声で聞いている」、「知りたい情報はネットで調べられるので本は読まない」などの回答が寄せられた。
また「毎月一定のペースでは読まず、気になることや勉強したいと思うことができた時に読む」という人もいた。