実施している冷え性対策
Q. 冷え性対策として実施していること
(複数回答/n=654)
Q. 身体を温めるためにどんな食事を摂っていますか
(複数回答/n=877)
Q. 温かいスープを摂るのに適しているのはいつだと思いますか?
(単数回答/n=1,212)
冷え性の自覚がある人に『冷え性対策として実施していること』を質問したところ、「温かい飲み物を飲む」が63%、「お風呂の湯船につかる」が53%となった。
さらに『身体を温めるための食事』についても聞いたところ、全体の72%が身体を温めることを意識した食事をしており、その中で「温かいスープ」を摂っている人が74%という結果に。
あわせて『温かいスープを摂るのに適しているタイミングがいつだと思うか』を聞いたところ、「朝」が最多だった。
温活に知見のあるイシハラクリニック 副院長 石原 新菜先生のコメント
■生活習慣の変化によって、年々『冷え性』の人は増加傾向に
毎日忙しい現代人は、ファストフードなど簡単に食べられるもので食事を済ませることも多く、お風呂にゆっくり浸からないなどから『冷え性』の人は年々増えています。さらに新型コロナウイルスによって運動不足になった方も多く、『冷え性』の方が増加した印象です。
今回の調査で、若年層の男性に『冷え性』の人が多いことがわかりました。体温の約4割は筋肉で作られるのといわれており、現代の男性は筋肉量が少ないことから今回の結果となったのではないかと考えます。
■手軽に始められる温活
肩こり、頭痛、不眠などの不調の原因が『冷え性』であることも多く、ちょっとした不調を感じる人は、ぜひ“温活”をしてほしいです。
その1つとして、あたたかいスープを摂ることは、身体の中から温め、体温をあげることができるため、“温活”に非常に適しており、1日の生活に取り入れやすいのでおすすめです。
■ランチに温かいスープを食べるメリット
温かいスープを摂るのに適したタイミングは、朝・昼・夕でそれぞれメリットがあります。1日のうちで体内リズムが最も活動的になるお昼に温かいスープを摂ることで、体温をアップしてエネルギーをチャージできるというメリットがあります。
イシハラクリニック 副院長 石原 新菜先生
イシハラクリニック副院長、ヒポクラティック・サナトリウム副施設長、健康ソムリエ講師
父の経営するクリニックで漢方薬処方を中心とする診療を行うかたわら、テレビ・ラジオへの出演や、執筆、講演活動なども積極的に行い、「腹巻」や「生姜」などによる美容と健康増進の効果を広めることに尽力している。
調査概要
調査期間/2023年10月12日(木)~13日(金)
調査対象/全国の20代、30代、40代、50代、60代以上の男女計1212名
調査方法/インターネット調査
構成/清水眞希