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イチローが自らの野球人生を語るポッドキャスト番組「ICHIRO The 8 Games/イチローがイチローを語る」がAmazon Musicで配信

2023.11.12PR

音楽、ポッドキャスト、カルチャーを通じてファン、アーティスト、クリエイターをつなぐ没入型オーディオエンターテインメントサービスのAmazon Musicは、イチローが初めて自ら野球人生を語る新ポッドキャスト番組『ICHIRO The 8 Games/イチローがイチローを語る』の配信を開始した。制作は、Amazon Music傘下で人物描写を重視した魅力的なストーリーで知られるポッドキャスト制作スタジオ のWonderyが担当。

番組は、俳優の山田孝之さんをナレーターに迎えて、イチローが自身のキャリアで分岐点やカギとなった8つの試合(The 8 Games)で起きたことを再現しつつ、その時に感じた事やそこから得た事について自ら語る。11月中はAmazon Music独占配信コンテンツとして配信され、12月4日からは、さまざまなポッドキャストサービスで視聴することができるようになる。

全8話のエピソードでイチローが語る苦悩と歓喜

番組では、幼少期から引退までの8つのアイコニックな試合を通じて、イチローの野球人生と哲学を余すことなく伝えるという。世界最高峰の舞台で自らと向きあって戦い抜いたイチローが明かす舞台裏、今だから話せるエピソードの数々と「孤高の天才」と評されたイチローが初めて見せた人間的な苦悩や弱さ、そしてたどり着いた歓喜の瞬間などを等身大のイチローが語る姿は、珠玉の言葉が詰まっており幅広い人に気づきと勇気を与えるはずだ。配信開始について、イチローとナレーターの山田孝之さんが次のようにコメントしている。

「イチローです。時間が経ったからこそ話せることがある。というのと、あとは、普段、例えばテレビのインタビューとか、雑誌のインタビューとか、たまに機会はありますけど、そこでは表現できないことも、できるかもしれない、という期待もあります。自分なりに言葉を大切にしてきたつもりだし、でも自己発信ツールを持たないので、伝えて行くとか、残しておくとかっていう作業が必要なんですよね。しっかりとこう、自分で整理をした言葉を残しておきたいし、望んでくれる人がいるなら、伝えられたらいいし。そんな思いです」(イチロー)

「イチローさんのドキュメンタリーのナレーションを読ませてもらってとても光栄でした。そして、いつか直接お会いして、誰も見たことのない『景色』のお話をもっと伺いたいと思いました」(山田孝之)

番組ホスト&ナレータープロフィール

■番組ホスト:イチロー(本名:鈴木 一朗〈すずき いちろう〉)

1973年10月22日生まれ。愛知県西春日井郡豊山町出身。愛工大名電高から1991年にドラフト4位でオリックスに入団。登録名を「鈴木一郎」から「イチロー」に変更した1994年に当時最多の210安打で首位打者に輝き、以降7年連続で首位打者を獲得。

1995年には打点王と盗塁王も獲得し、翌1996年にはリーグ制覇、日本一の立役者になって3年連続でMVPを獲得。2001年にポスティングシステムでMLBシアトル・マリナーズへ移籍。

移籍1年目からMLBの新人最多安打記録を更新するなど大活躍し、メジャーリーグでもスター選手となる。MLBでは、MVP、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞などを獲得。

2004年にはMLBのシーズン最多安打記録を84年ぶりに更新(262安打)し、コミッショナー特別表彰を受けた。2012年7月にヤンキース、2015年にはマーリンズへ移籍。2016年8月には、MLB通算3000本安打を達成。

2018年3月に古巣マリナーズへ復帰し、同年5月に会長付特別補佐に就任。翌2019年に日本で開催されたMLB開幕戦に9番ライトで出場、翌2戦目の試合出場後に現役引退を表明した。

■ナレーター:山田孝之(やまだ たかゆき)

1983年生まれ。1999年に俳優デビュー。 『世界の中心で、愛をさけぶ』、『闇金ウシジマくん』シリーズ、『勇者ヨシヒコ』シリーズ、『凶悪』、『全裸監督』など多くの作品で主演を務め、クリエイターの発掘・育成を目的とする映画プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』のプロデューサーや監督など活動は多岐にわたる。現在、主演映画『唄う六人の女』が劇場公開中。

『ICHIRO The 8 Games(イチロー・ジ・エイトゲームズ)/イチローがイチローを語る』番組概要

・エピソード数:全8話
・制作:博報堂DYメディアパートナーズ、Wondery
・配信スケジュール:Amazon Musicは、11月6日より全8話を順次配信。そのほかのポッドキャストサービスは、12月4日から順次配信。いずれも毎週月曜日に更新。なお Amazon Music Prime/Amazon Music Unlimitedは、広告なしで全エピソードを配信。Amazon Music Freeは広告付きで全エピソードを配信。

■Game1「野球への情熱と才能の開花〜プロへのこだわり:1973-1991」

野球と出会った小学生時代、父のアドバイスでスイングの参考にしたのは女性プロゴルファーだった。そしてイチローが忘れられない最初の試合・Game1は、小学1年生のとき。年齢を偽って上級生に混じって出場した地域の少年野球大会だった。小学6年生で明確にプロ野球選手を目標に定めたイチローだったが、自ら厳しい環境を求めて進学した愛工大名電では「地獄の寮生活」が待っていた。

■Game 2「プロ野球選手・イチローの誕生〜ジュニアオールスターでの屈辱:1992-2000」

1991年にプロデビューしたイチローは、絶好調でジュニアオールスターを迎えるが屈辱の知らせを受ける。イチローの忘れられない試合・Game2では、悔しさをバネに結果を残した代打の打席に注目する。その後、一軍で待っていたのは恐怖の体験。コーチから突きつけられた「俺の言うこと聞くのか聞かないのか、ここではっきりしろ!」の問いにイチローの出した答えは? そして運命的な出会いが生んだ「振り子打法」誕生の秘話。

■Game 3「日本での閉塞感、そしてメジャーリーグデビューへ:2001-2003」

連続首位打者、打点王などプロ野球記録を次々と打ち立て1996年にはオリックスで日本一を成し遂げたイチロー。日本球界を代表する選手に数えられる一方で、イチローは自分自身への違和感と閉塞感を感じ始める。そんな中でイチローに一筋の光となったのは日米野球だった。楽しげにプレーするメジャーリーガーの姿を目の当たりにして、イチローはメジャーへの挑戦を意識し始める。そして迎えたマリナーズでのMLBデビュー。地元メディアから細身でパワーのないイチローに懐疑的な眼差しが向けられる中、イチローはセーフコ・フィールドの打席にたつ。イチローの忘れられない試合・Game3。

■Game4「イチロー光と影〜マリナーズの暗黒時代:2005-2009」

MLBの1年目から活躍してスター選手の仲間入りを果たしたイチローは、メジャーでもヒットを量産して安打記録を打ち立てていく。そしてイチローの忘れられない試合・Game4は、258本の年間安打記録を打ち立てたマリナーズでの試合。しかしそれは、イチローの暗黒時代の始まりだった。華々しい記録がイチローを苦しめることになっていく。当時チーム成績が低迷していたマリナーズの中で、イチローは一部のチームメイトから「自分の記録しか考えていない」と誤解されて孤立を深めていく。そして想像を絶する仕打ちを受けることに……

■Game5「リーダーとして挑んだWBC、そしてマリナーズを去る決意:2006&2009-2011」

2006年、イチローはWBCに日本代表の一員として臨んだ。第一ラウンドで韓国に敗れ、2勝1敗でアメリカに乗り込んだイチローが忘れられない試合・Game5は、WBCアメリカラウンド・アメリカ戦。それまで結果が出ていなかったイチローは、先頭打者ホームランを記録。チームと自分の停滞を吹き飛ばす景気付けの一発となった。日本代表でイチローは、それまで見せたことがなかったチームを牽引する熱いリーダーの顔を見せた。なぜWBCで選手をまとめる役目を買って出たのか? イチローが考えるリーダー論を語る。そしてシアトルに戻りマリナーズに加わったイチローを思いがけない嬉しい出来事が待っていた。

■Game6「ヤンキース移籍とキャリア後半戦:2012-2014」

シアトル・マリナーズで10年続いていた200本安打の記録が途切れ、次第に衰えを指摘されるようになったイチロー。2012年に電撃的にヤンキースへの移籍を発表するが、その意外な舞台裏を明かす。イチローの忘れられない試合・Game6は、ヤンキースが地区優勝を決めたレッドソックス戦。イチローはMLBに来て初めてシャンパンファイトを経験する。そこで目にしたのは、常勝集団ヤンキースの選手の誇り高き姿だった。翌年、再びヤンキースと契約したイチローは、好成績を残しながら次第に出場機会を失っていく。控えでは力を発揮できないことを思い知ったイチローは、次のステップに進む決断をする。

■Game7「「現役」へのチャレンジ:2015-2018」

2015年に41歳になったイチローは、新たな球団の社長・GMとならんで記者会見に臨んだ。選んだチームはマイアミを本拠地とするマーリンズ。若い選手が主体のフレッシュなチームだった。イチローは、このチームでそれまでに感じたことのない幸せな時間を過ごす。イチローが忘れられない試合・Game7は、メジャー3000本安打を達成した、2016年のロッキーズ戦。3塁ベースに到達したイチローにベンチを飛び出したチームメイトが駆け寄ったシーンが、いまも目に焼き付いているという。40代のイチローは、この若いチームメイトの優しさを通じて自分が幸せにしてもらったと語る。

■Game8「「引退」と「現在地」:2018-2023」

Last Gameの舞台は日本・東京ドーム。2019年3月21日、MLB日本開幕第2戦。イチローはここまで3打数ヒットなし。場内は速報で流れたイチローが現役を退く」との情報に騒然としていた。迎えた4打席目でセカンドゴロに全力疾走したイチローはギリギリアウト。これがイチローの野球人生最後の打席になった。イチローが「全てが報われた瞬間だった」と語る、東京ドームでの奇跡のような一夜をイチローの目線を通して語り尽くす。そしてイチローが未来の世代に向けて最後に語るメッセージとは?

番組URL:https://amzn.to/3tyuFvY

構成/KUMU

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