採用動画プラットフォーム「moovy」を運営するmoovyは、20代から50代のITエンジニア300名を対象に、転職意識に関するアンケート調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
エンジニアとしてのやりがいはシステムの完成、不満は長時間労働
■現在の業務内容について
「Q1.エンジニアとしての業務内容は何ですか?」(n=300)と質問したところ、上記グラフの結果となった。
20代・30代のエンジニアでは、「Webエンジニア/モバイルエンジニア」と「業務系アプリ/システムエンジニア」の割合がほぼ同等だが、40〜50代では「業務系アプリ/システムエンジニア」が58%となっている。
■年代を問わずエンジニアにとってやりがいは「システムの完成」
「Q2.エンジニアとしてのやりがいは何ですか?(複数回答可能)」(n=300)と質問したところ、「システムが完成したこと」や「お客様やユーザーから感謝されたこと」が上位となった。
これまで自分が身につけてきたスキルや知識を駆使して開発したプログラムが、実際にシステムして完成。顧客やユーザーの要望を満たした時に、大きなやりがいを感じるのだろう。
■どの年代でも不満は「労働時間が長いこと」
「Q3.エンジニアとして不満に感じることは何ですか?」(n=300)質問したところ、どの年代も「労働時間が長い」と回答した人が多く、次に「仕事内容が面白くない」が続く結果となった。
残業が多い会社ではエンジニアが心身共にストレスを感じてしまい、離職につながる懸念もあるため、労働時間や残業状況などの勤怠管理を適切に行なうことが重要だ。
エンジニアが希望する勤務形態はフルリモート
■コロナ禍後の出社頻度は「週5日」が最多
「Q4.現在の出社頻度について何日ですか?」(n=300)質問したところ、どの年代も「週5日」という回答が多い結果となり、次に「フルリモート」がランクされた。
コロナ禍後、リモートワークから出社に切り替わった人も多いと考えられる。特に年代が高くなるに伴い、出社比率も高くなっていることがわかった。
■理想の出社頻度は「フルリモート」
「Q5.理想の出社頻度は何日ですか?」(n=300)と質問したところ、どの年代も「フルリモート」が最も回答が多かった一方で、40・50代に関しては「週5日」で出社希望をする回答が次に多い結果となった。