古くから貿易の拠点として栄え、和と洋が混在するエキゾチックな町並みが魅力の長崎。同県において、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<長崎県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<長崎県版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、長崎県に居住する20歳以上の男女合計7,017名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、1位は、4年連続で西彼杵郡時津町
街の住みここちランキングにおいて、1位は4年連続で西彼杵郡時津町となった。西彼杵郡時津町は、長崎市に隣接し、長崎空港と高速船で直結する航路や高速道路に繋がる川平有料道路などが通る交通の要衝で、臨海部には多くの工場がある。国道沿いには大型商業施設が充実している一方、豊かな自然も恵まれている町だ。
以下、2位は北松浦郡佐々町、3位は西彼杵郡長与町となり、TOP3には、長崎市や佐世保市郊外のベッドタウンが並ぶ結果となった。
住みたい街ランキング、1位は3年連続で福岡市
住みたい街ランキングでは、福岡市が、7.7%の高い得票率で3年連続の1位となった。2位は3年連続で長崎市、3位は東京23区。4位は大村市、5位は2年連続で佐世保市となった。トップ5のうち、3つは県内の自治体という結果になった。
このほか、街の住みここちランキングTOP9および因子別順位は、以下の結果となっている。
構成/こじへい