昨年9月にDIME Gamingに所属したプロゲーマー・Raitoがファンとの対戦会を実施! 来場した100人に迫るゲーマーたちの、熱狂の様子をレポートする。
イベント終了後、会場に残っていた人たちで記念撮影。Raito選手にサインをもらってご満悦の人も。
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DIME所属後初イベントはスマブラ対戦
2020年1月開催の国際大会「EVO JAPAN」では『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』部門で5位に輝くなど世界レベルの実力を誇る。そんな彼の名をスマブラプレイヤーで知らない人はいない。「昨年9月にチームに所属してからもコロナ禍の余波があり、皆さんと交流する機会は設けられませんでした。今こそみなさんと一緒に楽しい時間を過ごしたいと思い、今回の対戦を企画しました」(Raito)。彼に勝てるスマブラーは現れるのか!?
来場客が驚嘆!「想像の何倍も強い」
「何人くらい来てくれるのか、見当もつかないんですよね。もし10人も来てくれなかったら僕、ちょっとヘコんじゃうかもしれません(笑)」
秋葉原にあるゲーミングスペース「eSports Studio AKIBA」にて、来場客用の椅子を自ら並べて会場設営を行なうDIME Gaming所属のプロゲーマー・Raitoはそう漏らしていたが、杞憂だったようだ。
猛暑がやっと和らぎはじめた10月1日の午後に開催された「プロゲーマーRaitoのスマブラ100人斬り」イベントは、封を切ってみると開場直後には行列ができた。
列の先頭に並んだプレイヤーはコントローラー持参の〝ガチ勢〟。それを見たRaitoは「すばらしい! 対戦よろしくお願いします!」と笑みをこぼした。
対戦が始まると、YouTube同様の語り口で、対戦相手に話しかけながら戦うRaito。「おお〜、いい攻めですね!」「あとちょっと!惜しかったな〜」相手を気遣い、称えながらのプレイだが、内容はRaitoの圧勝。
「いつも動画で見てたから対戦してみたいなと思ったんですが……思ってた数倍強かったです。負けたけど楽しかった」
最初の対戦相手はそう語った。
会場は超満員、年齢・世代問わず熱狂!!!
会場には、Raito選手と対戦する台だけでなく、来場者同士で対戦できる「フリー対戦台」も設けていた。
連勝する様子は〝トークショー〟さながら
通常の大会では「2先(2本先取)」や「3先」が一般的な中で、少しでも多くの人と対戦したいとのことからやむなく「1先」を採用。1度の対戦が約5分なので1人当たりの交流時間は決して長くないが、Raitoは終始、対戦者に声をかけ続けた。「そのコントローラーかわいいですねえ!」「強っっっよ!! もしや君タダモノじゃないなあ〜!?」。『スマブラ』というゲームを通じたファンとの交流を終始楽しんでいた。
「次回は待っている人たちにも楽しんでもらいたい」
RaitoのYouTubeを見た人にならきっと伝わると思うが、彼には人を笑顔にさせる〝何か不思議な力〟がある。ガチ対戦ながらも、会場には時折笑い声や歓声が湧き上がった。
終わってみれば来場者数は85人。Raitoの友人でプロゲーマーのShuton氏(SunSister所属)がお忍びで観戦に来ていたこともあり、特に終盤は大盛り上がり。対戦会終了後には、ファンとプロゲーマーの写真撮影会も行なわれた。Raito初のファンとの対戦イベントは、大成功だったといっていい。
ただ、彼によれば「次への課題も残った」という。
「1度の対戦に5分ほどかかってしまうので、どうしても長い時間お待たせしてしまったり、来場いただいたにもかかわらず対戦できなかった方がいらっしゃいました。今回お借りしたeSports Studio AKIBAはハイスペックなディスプレイやゲーミングPCといった設備が充実している施設なので、次はそれらを活用して待っている皆さんに飽きさせないような工夫をしたいです」
強いだけがプロじゃない。ファンを楽しませようとする心がけこそが、彼をプロたらしめるのだと実感した一日だった。
今回Raitoが使った会場は「eSports Studio AKIBA」
2023年4月にリニューアルオープンしたスタジオ。PCショップであるソフマップが運営していることを生かし、施設内のPCなどあらゆるデバイスは常に最新鋭のものを取り揃えている。JR秋葉原駅徒歩5分とアクセスも良好。
取材・文/編集部
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