送金コストも削減する時代に!
終わりの見えない物価上昇を背景に、節約志向が高まっている。そこで同じ経済圏のサービスを活用するなど、ポイ活の効率化がキーワードに。もうひとつ見過ごせないのが、銀行窓口やATMの振込手数料の値上げだ。複数の金融機関のサービスを単一アプリで管理できる『Olive』、10万円以下の少額送金が手数料無料で行なえる『ことら送金』が大きな話題に。
サービス開始から1年で累計送金額1330億円を突破!
『ことら送金』
10万円以下の少額送金が原則無料で行なえるサービス。口座番号はもちろん、携帯番号やメールアドレスでもスマホから簡単に送金できる。2022年10月のサービス提供開始から累計送金額は1330億円を突破。今年8月に加盟金融機関は200行を超えた。
2022年末から約半年でカード発行枚数100万枚を突破
『メルカード』
メルペイが発行しているJCBクレカ。「メルカリ」のアプリ内で本人確認を済ませておけば、申し込み後1分以内で審査完了。最短4日でカードを受け取れる。支払いのタイミングや方法が自由に選べる点も人気の理由。
受け付け開始1か月で申し込みが40万件を突破
SMBC『Olive』
三井住友銀行の口座、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い、さらには保険や証券まで、アプリでまとめて管理できるモバイルベースの総合金融サービス。単一アプリで複数の金融サービスを直感的に使用できる。
〈EDITOR’S VOICE〉どうしてヒットした?編集部員が解説
日本版のスーパーアプリが登場(DIME編集部 チバ)
銀行もカードも共通のSMBCIDでログインできる手軽さがすばらしい! サービスの利用状況確認や取引、住所変更などといった手続きが、ひとつのアプリ内で完結する利便性をユーザーが高評価。3つの支払い機能をシーンに合わせて切り替える機能も人気。
取材・文/編集部
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