新しくUSB-Cコネクタが搭載された「iPhone15」シリーズが発売された9月、中古のiPhone市場にどのような影響があったのだろうか。
ニューズドテックは、2023年9月1日(金)から9月30日(土)までの1ヶ月における中古iPhone販売数ランキングトップ10を発表した。
本ランキングは、インターネット通販「みんなのすまほ」(楽天市場、Yahoo!ショッピング、amazon)、「トリスマショップ」によるオンライン販売の結果を集計したもので、端末は全てSIMロック解除済み(SIMフリー)のものが対象。
中古iPhone販売数ランキング1位は3ヶ月連続で「iPhone8」
(※)価格は2023年10月4日時点の価格。状態はBランク以上のもの。変動する可能性がある。
2023年9月度の中古iPhoneの販売数ランキングをみると、1位がiPhone8 64GB 、2位がiPhone7 32GB、3位がiPhoneSE第2世代 128GBという結果となった。
iPhone8は、3ヶ月連続で1位となり、上位3機種とも、10月からの物価上昇の煽りも受けて1,000円ほど値上がりしたものの、ランキングにはさほど影響がないようだ。
9月は最新のiPhoneシリーズの発表があるため、「買い控え」からか、例年販売数が落ち着く傾向が見られ、減ることはなく例年通りの販売数で着地。iPhone、Android端末を含む全体の販売台数は前年同月比で101%となった。
「iPhone15発売の影響はさほど見られません。この2.3年は、9月の動きに変化が無く、安定した状況が続いています」とニューズドテック事業本部EC事業部、松崎剛士氏は話す。