トライアンフモーターサイクルズジャパンは、2024モデルとなる8種の限定車の発表をした。この8種のモダンクラシックバイクにはドラマチックなカスタムスタイルの塗装仕上げが施されており、その名も「ステルス・エディション」となる。このモデルの発表によって、2024年はトライアンフの「Bonneville」が改めて注目されることになるだろう。
今季限りの限定生産となる「ステルス・エディション」は、8種の美しいボンネビルからなるコレクションで、各モデルには独自のタンクペイントが採用されており、光の加減でさまざまな色合いに変化するハンドペイントが施されている。
鏡面仕上げのメタリック「シルバーアイス」の下地に、「サファイアブラック」のグラファイトビネットがとても良く映え、さらに半透明のラッカー塗料を何層にも塗り重ねて深みを出し、さらなる高級感を演出。暗いグラファイトから、発色の良い明るいカラーまで、光に当たるとさまざまな色合いとなり、どの角度から見ても色味が異なって見える。
塗装はトライアンフのペイントチームによるハンドペイントなので、それぞれのバイクは同じものが無い唯一無二の特別なカラーとなる。
8モデルが登場するトライアンフ ボンネビル ステルス・エディション
登場するステルス・エディションは、レッドを纏った人気モデルの「Speed Twin 1200」と「Bonneville Speedmaster」、パープルの「Bobber」、ブルーの「T100」と「T120」、グリーンの「Speed Twin 900」、オレンジの「Scrambler 900」、マットシルバー仕上げの「T120 Black」の全8モデル。
■Bonneville Speedmasterレッド ステルス・エディション
トライアンフのブリティッシュカスタムクラシックのアイコンがさらに美しく生まれ変わった。Speedmasterの存在感と光り輝くレッドのデザインは、多くの人の目を惹きつける。
Speedmasterの優雅な雰囲気とカスタムスタイルが引き立てられたカラーで、スムーズでトルクフルな1,200ccエンジンとの相性も最高、パフォーマンスやハンドリングを向上させ、快適な乗り心地を実現している。
EURO5適合の1200ccハイトルク ツインエンジンは、低回転域から高回転域までハイパワーを発揮できるようチューニングがされ、レスポンスの良い走りを実現。また、Speedmasterには、ハイスペックなショーワ製47mmカートリッジフォークが装備されていて、プリロード調整可能な一体型モノショック式リアサスペンションユニットと組み合わせることで、同乗者の有無に関わらず、高い操縦性・快適性・コントロール性を得ることができる。
■Bonneville Bobber パープル ステルス・エディション
無駄を削ぎ落としたカスタムスタイルで世界的にも知名度が高いBonneville Bobberのステルス・エディション。深みのある鮮やかなパープルが引き立つ。
最新の能力と性能を兼ね揃えたBonneville Bobber パープル ステルス・エディションは、4,000rpmで106Nmという驚異的なトルクを発揮する一方で、トルクアシストクラッチによる高い操作性を実現、乗りやすく快適な1台となっている。また、16インチのファットフロントホイールと47mm径の重厚なフロントフォークが、堂々としたフロントエンドの圧倒的な存在感を見せつける。
■Bonneville T100ブルー ステルス・エディション
手頃で扱いやすい一方で、エキサイティングなボンネビルのパフォーマンスを維持したBonneville T100ブルー ステルス・エディションが限定生産で登場。
ルックスやスタイルはもちろんのこと、自信に満ちた走りを実現。トルクフルで慣性モーメントの少ないBonneville 900ccエンジンは、最高出力65PS(48kw)/7,400rpm、最大トルク80Nm/3,750rpmを発揮する。低回転域での扱いやすいパワーとトップエンドでの爽快さを両立させたレスポンスの良いエンジンとなっている。
ハイスペックなカートリッジ式フロントフォークとツインリアショック、32本スポークのクラシカルなホイールの組み合わせは、T100の操作性をさらに向上させ、最新のABSと切り替え可能なトラクションコントロールはライダーの安全性を高め、安心のライディングを実現する。
■Bonneville T120ブルー ステルス・エディション
Bonneville T120は、世界でも有数の個性的なバイクとして知られていて、モダンな雰囲気と鮮やかなブルーがとてもマッチする。
しかも、Bonneville T120ブルー ステルス・エディションは、美しさのみだけではなく、技術的にも最新端の装備を搭載している。例えば、41mm径カートリッジフォーク、プリロード調整可能なツインリアサスペンションユニット、ABS付きブレンボ製ツインフロントブレーキキャリパー等、ハイスペックなモデルとなる。
さらにエンジンは、低回転域から中回転域まで高トルクを発揮するように特別なチューニングが施されていて、全域で高いパフォーマンスを出すことができる。1200ccツインエンジンは、3,500rpmという低回転域でも105Nmのピークトルクを発揮し、最高出力は6,550rpmで80PS(59kw)を誇る。