米国3大クルーズ船
クルーズ業界最大手の企業といえば、米国のカーニバル(CCL)、ロイヤル・カリビアン(RCL)、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCLH)の3社です。
各企業の特徴は下記の通りです。
【カーニバル(CCL)】業界1位 ニューヨーク証券取引所に上場
カーニバルは、世界各地で豪華客船を運行する米国のクルーズ会社です。
北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアで、カーニバル・クルーズ・ラインズ、プリンセス・クルーズ、ホーランド・アメリカ・ライン、シーボーン、AIDAクルーズ、コスタ・クルーズ、キュナードのブランド名でクルーズを提供しています。さらに、アメリカのアラスカ州とカナダのユーコン準州でアラスカクルーズ船も運航するなど、複数のクルーズブランドを提供しています。
【ロイヤル・カリビアン(RCL)】業界2位 ニューヨーク証券取引所に上場
ロイヤル・カリビアン・グループは米国のクルーズ会社です。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティ・クルーズ、シルバーシー、アザマラ、TUIクルーズ、およびハパックロイド・クルーズのクルーズラインブランドを運営・管理しています。またクルーズ船内でレストラン、カジノ、ギフトショップ、写真撮影、スパ、フィットネス、美術品オークションなどの施設を提供しています。
複数のクルーズブランドを所有しており、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのブランドで約23隻の船を運航し、セレブリティクルーズブランドで11隻以上を運航しています。
さらに、Azamaraクラブクルーズブランドで2つ以上の船を運航し、Pullmanturブランドで約3隻の船を運航しており、CDF Croisières・ド・フランスのブランドで2つ以上の船を運航しています。
【ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングス(NCLH)】業界3位 ニューヨーク証券取引所に上場
ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングスは、米国のクルーズ会社です。
オセアニアクルーズ、リージェントセブンシーズクルーズブランドなど、複数のクルーズブランドを運営しています。これらのブランドは、世界中の510以上の目的地への旅程を提供し、総計45,000以上の停泊地と約20隻の船で構成される艦隊を運航しています。
旅行者に対して、多様な宿泊施設、食事場所、バー、ラウンジ、スパ、カジノ、小売ショッピングエリア、エンターテイメントの選択肢など、さまざまな施設とアクティビティを提供しています。子会社を通じて北米(アラスカとハワイを含む)、地中海、バルト海、中央アメリカ、バミューダ、カリブ海でクルーズを提供しています。
すべてのクルーズ船で「フリースタイルクルージング」と呼ばれるスタイルを採用し、リゾートスタイルの雰囲気と食事を提供しています。