待ち望まれていた議論の機会がやってきた
著者はテクノロジー関連のセッションを中心に参加したが、SXSWはオースティンもそうだが最新の話題というよりは業界全体の動向や将来性に関する話題が多く、それがCESなどのテックイベントとは異なる新たな刺激をもたらしてくれると感じた。
Q&Aでは時間が過ぎても質問が続き、こうした場が待ち望まれていたという感じがした。全体としては最新テクノロジーに対してやや懐疑的な見方が強いような気もしたが、否定的とまではいかず、慎重に必要なものを積極的に活用していきたいという雰囲気が感じられた。
SXSWシドニーの様子についてはこの後もレポートで紹介する。
取材・文/野々下裕子