『iPhone 15』シリーズなら認識しやすい高解像度な写真や動画を残せる
『iPhone 15/15 Plus』はメインカメラが4800万画素と高精細に。『iPhone 15 Pro/Pro Max』では焦点距離を24mm/28mm/35mmの順番に切り替え可能だ。
仕事とプライベートでアプリを使い分けるのもコツ
アップデートされた「iOS 17」のSafariではプロファイル機能を使いこなすことによって、例えば頻繁にアクセスするWebサイトの登録情報を、仕事のプロジェクト別に仕分けられる。仕事とプライベートでSafariを兼用しやすいのもポイントだ。なお『iPhone』を仕事とプライベートで使い分けるコツとして、松村さんは「アプリの使い分け」を実践している。
「例えば仕事用ならチャットは『Slack』、メモは『Notion』、ファイルは『Google ドライブ』、メールは『Gmail』。一方でプライベート用は、日付や保存場所などの情報が自動で残り、家族の『iPhone』ユーザー同士で共有しやすい『メッセージ』『メモ』『iCloud』がおすすめ。情報の分類や保存が効率的になります。仕事の場合は共有する相手のことを考えて『iPhone』や『Mac』といったプラットフォームに左右されないツールを選ぶといいでしょう」(松村さん)
ブックマーク機能が使いやすく進化した!
仕事に関連するWebサイトの情報をグループ別に簡単整理!
Review!
Safariでは「仕事用」や「プライベート用」といったテーマ別にプロファイルを設定可能。お気に入り、タブグループ、履歴、機能拡張などをプロファイルごとに分けられるようになった。仕事の資料作成に必要な参照情報と、プライベートで見たブログやECサイトが、タブや履歴内に混在することがない。目当てのWebサイトを表示するのもスムーズだ。
こんな使い方をすればタイパが向上!
ログインのパスワードなどを仕事用のみに登録!
セキュリティー対策の厳しいWebサイトや、ブラウザー上で開くアプリをビジネスで利用する際、そのログイン情報を仕事用のプロファイルにだけ登録しよう。そうすれば仕事用のプロファイルに切り替えた時だけ、安心かつスムーズにアクセスできるようになる。
生成AIにも使われるTransformer言語モデルで英文の入力がスムーズに!
「iOS 17」では機械学習言語モデル「Transformer」がユーザーのクセを学習。入力しようとしている単語をより的確に予測できるようになる。「英語では文脈を考慮し、スペルミスの自動修正も正確に行なわれます」(松村さん)。同機能の日本語サポートは未対応。
取材・文/太田百合子