出かける前に使っていたヘアアイロン。付けっぱなしで家を出てしまった……そこで気になるのは電気代。一体いくらになるのでしょうか。
また、ヘアアイロンを付けっぱなしにすると火事になることはあるのでしょうか。
目次
ヘアアイロンの電気代はどうやって計算する?
電気代を求める計算式は、以下の通りになります。
消費電力(W)÷1000×1日の使用時間(時間)×1kWhあたりの電力量料金(円/kWh)=電気代
もしヘアアイロンを12時間つけっぱなしにしたら電気代はいくらになる?
ヘアアイロンの消費電力は、メーカーや種類、タイプによって異なります。
今回は、1時間あたりの消費電力が41Whのヘアアイロンを使用し、1kWhあたりの電力量料金を31円として計算してみます。
41Wh÷1000×12時間×31円/kWh=15.252円
もし、1時間あたりの消費電力が41Whのヘアアイロンを、12時間使った時の電気代は15.252円となります。
ヘアアイロンの電気代を節約する方法
ヘアアイロンの電気代は、ほかの電化製品よりも比較的安いです。しかし、使う頻度が多かったり、ヘアアイロンのメーカーや機種によっては、電気代が高くなることも。なので、ヘアアイロンの電気代を節約する方法をご紹介します。
①使わない時は電源プラグを抜いておく
ヘアアイロンを使用しない時は、こまめに電源プラグを抜いておくと良いでしょう。ヘアアイロンだけではなく、電化製品は使っていなくても、電源プラグを差していると、待機電力などが生じてしまいます。
②髪をしっかり乾かしてから使うようにする
髪が濡れた状態で使ってしまうと、水分の蒸散に電力を消費することもあります。なので、余計な電力を使わないためにも。髪をしっかり乾かしてからヘアアイロンを使うようにしましょう。
③少しずつ毛束を取って使う
ヘアアイロンをあてる毛束が多いと、熱が伝わりにくく、ヘアアイロンを使う時間が長くなる原因に。なので、少しずつ毛束を取って当てるのがおすすめです。
〝Looopでんき〟でもう一度電気プランを見直すのも◎
Looopでんきには、市場価格によって電気料金が変わる〝スマートタイムONE〟のサービスがあります。
電気料金が安い時間帯を知ることができるので、お家で電気を使うタイミングを調整し、電気代の節約につながります。
【参考】Looopでんきヘアアイロンの電気代はいくら?タイプ別の比較や節約方法もご紹介
ヘアアイロンの付けっぱなしは火事の原因になるので注意!
ヘアアイロンをつけっぱなしにすることで、周りに置いてたものを焦がし、火事になる可能性も。ヘアアイロンは200℃以上の高温になるタイプもありので、布団の上や洋服、タオルやティッシュなど、燃えやすい布周りには置かないように、日頃から気をつけましょう。
また、電源を切っていても、余熱で引火する可能性もあります。ヘアアイロンを使った後は、温度が下がるまでに時間がかかります。なので、電源を切った後でも、燃えやすいものは近くに置かず、外出前に電源を切ったのか、コードを抜いたかをチェックしましょう。
ヘアアイロンで火事を起こさないためにも覚えておきたいポイント
ヘアアイロンを付けっぱなしにしない、余熱でも引火しないか注意する以外にも、火事を起こさないように覚えておきたいポイントがいくつかあります。
①スタンドや耐熱ポーチを使う
ヘアアイロンを使った後、少し冷ましてから耐熱ポーチに入れることで、余熱による火事のリスクを減らすことができます。また、ヘアアイロンを浮かせることができるスタンドを使用すると、周りに引火しにくくなります。
②使った後は床などに放置しないようにする
床にはホコリや髪の毛などがあって引火しやすい状態です。また、洗面台は、メイク道具やコットンなど燃えやすいものが多いです。なので、ヘアアイロンを使った後は、床や洗面台などに放置しないようにしましょう。
③コンセントや電源プラグのほこりは取り除く
コンセントや電源プラグにほこりが溜まってる状態でヘアアイロンを使うと、引火の原因に。なので、ヘアアイロン本体の電源プラグや、使うコンセントのほこりは、掃除しておくようにしておきましょう。
【参考】サロニア ヘアアイロンをつけっぱなしにすると火事になる?注意点と対処法を紹介
自動で電源が消える「サロニア」のヘアアイロンもおすすめ!
サロニア「セラミックカール ヘアアイロン」 3828円
サロニアのヘアアイロンは電源を入れてから約30分後に自動で電源がオフになる仕様になっています。カールヘアアイロンはスタンド付き。さらに専用耐熱ポーチも付いているので、余熱が原因となる、発火の予防にもなるでしょう。
※データは2023年11月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
文/山田ナナ