城下工業株は自社オーディオブランド、SOUND WARRIORの新製品として小型ハイブリッド真空管アンプ「SWL-T01」を同社直販ECショップおよび、各販売店において11月6日(月)より販売を開始する。メーカー標準税込価格(予定)は4万9800円。
アナログとデジタルのハイブリッド真空管アンプ
柔らかく暖かみのある独特の音色の真空管を前段(プリ段)に、ゆがみが少なくクリアな音質と駆動力が特徴のデジタルアンプを後段(パワー段)に採用。
音楽の魅力を広げる真空管の音色と、小さくてもパワフルな駆動力を誇るデジタルアンプを組み合わせることで、サイズは小さくても本格的な音を楽しめるアンプとなっている。
■設置場所にこだわらないコンパクトサイズ&デザイン性
CDジャケットとほぼ同じサイズ(幅130×奥行き145×高さ77mm ※突起物含む)を実現しており、とてもコンパクト。デスク周りでも、テレビの下でも、ベッドサイドテーブルでも簡単に設置可能だ。インテリアとしても楽しめるデザイン性にも注目したい。
ポータブル電源(12V、専用ケーブル要)でも使えるので、キャンプや車中泊などでも使用できる。
■初心者でも簡単に多彩な機器を接続して楽しめる
スマホやタブレット、PC、テレビ、レコードプレーヤー(フォノイコライザー内蔵)などとの接続が可能。出力はスピーカーだけでなくヘッドホンでも真空管サウンドを楽しめる。
ヘッドホンで音楽に没頭するにも、スピーカーでBGMとして使用するのにも最適だ。
SWL-T01の主な仕様
構成/プリ段:真空管 12AU7×1本、パワー段:D級アンプ
電源/DC 12V~15V(ACアダプター)
最大出力/10W+10W(1kHz、1%、8Ω)
適合スピーカーインピーダンス/4Ω~8Ω
スピーカー出力周波数特性/5Hz~100kHz(±3dB)
PHONES端子/6.3mmステレオジャック
外形寸法/幅130×高さ75×奥行き133mm(突起物含まず)
本体質量/約0.74kg
・デジタル入力
USB端子/TYPE B
信号規格/USB1.1
PCMサンプリング周波数/32、44.1、48kHz
PCM量子化ビット数/16bit
OPTICAL端子/角型光コネクタ(TOS-Link)
信号規格/S/PDIF(IEC-60958) 2ch リニアPCM
サンプリング周波数/44.1、48、88.2、96kHz
量子化ビット数/16、24bit
・アナログ入力
アナログ端子/LINE入力 RCAピンジャック L・R、AUX入力 3.5mmステレオミニジャック(AUX優先)
入力感度/LINE入力 1.38Vrms、AUX入力 0.24Vrms
キューブ型スピーカー SW-SP2も同時発売
■コンパクトながら低域から高域までバランスよく奏でる
一辺が12cm程度のキューブ型の小型スピーカーボックスでありながら、低域から高域まで広帯域をバランス良く奏でるスピーカー。限られたスペースにも設置できるコンパクトサイズで、バランスのとれた豊かな音空間を提供する。
一般的に小型スピーカーとなると音も小さくまとまってしまい、特に低音に物足りなさを感じることも少なくないが、同社では「SW-SP2はスピーカー自体のサイズを大きく超えて広がる音場、開放感のある音をお楽しみいただけます」と説明している。
メーカー標準税込価格(予定)は3万4800円。
■パッシブラジエーターが実現する自然な低域
1台につきフルレンジ・スピーカーが1つと、両サイドにパッシブラジエーターを搭載。アンプに接続されたスピーカーユニットが音を前から出しながら、背面の振動に反応して左右のパッシブラジエーターが音を発するという仕組みを採用している。
パッシブラジエーターを低音に共鳴するように調整すると、小さなスピーカーボックスでも低域が増強される。このことにより自然な低音の増強効果が得られ、音のクオリティを重視しながら迫力のある音楽を再生できるという。
SW-SP2の主な仕様
形式/1WAY+パッシブラジエーター型
使用ユニッ/フルレンジスピーカー 80mm 1個/台、パッシブラジエーター 74mm 2個/台
入力インピーダンス/8Ω
出力音圧レベル/83dB(1m/1W)
定格入力/10W
最大入力/15W
周波数特性/85Hz~20kHz
外形寸法/約幅112×高さ114×奥行き123mm
本体質量/約585g(1台)
■SWL-T01とSW-SP2のセットも登場
SWL-T01SET1/小型ハイブリッド真空管アンプ&スピーカーセット
メーカー標準税込価格(予定) 8万4600円
関連情報
https://www.shiroshita.com
構成/清水眞希