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名前を呼ぶことで相手との距離を縮める「ネームコーリング効果」の活用術

2023.11.03PR

あなたが「感じがいい」と思うのは、どんな人でしょうか?

いつも率先して元気に挨拶をしてくれる職場の部下。相づちのバリエーションが豊富で、聞き上手な同僚。仕事のプロセスから正当な評価をしてくれる上司は感じがいいと思うのではないでしょうか?

一方で、仕事の指示が曖昧なのに、突然「まだ?」と自分の都合で催促してくる上司や、ネガティブワードや余計なひと言が多い部下、人が話している最中に何かと自分の話をかぶせてくるような同僚は、決して感じはよくないと思います。

こうしたちょっとした場面で始まる「感じがいい・悪い」の印象づけは、ビジネスシーンにおいても大きな影響を及ぼします。組織の中で働いている以上、人との関わりをなくすことはできません。せっかく縁があって知り合ったわけですから、気持ちよく付き合える関係を築き上げたいものです。

本記事では50万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』シリーズの著者で産業カウンセラーの大野萌子さんの著書『「感じがいい人」の行動図鑑』の一部を抜粋し、気持ちよく働くためのヒントをお届けします。

○○さんはどう思いますか? ○○さん、ちょっといいですか?

 隣の席に座っている相手への「ねぇ、ちょっといい?」といった気軽な声かけ。オフィスでよく見る光景ですが、和気あいあいとした雰囲気が感じられ、一見良い人間関係が築けているように思えます。ですが、人によっては、声をかける相手が誰でもよかったのではないかという印象を与えてしまうことがあります。

 人は無意識に自分の名前を好み、人から名前を呼ばれることで相手への好感度が上がる傾向があります。これを「ネームコーリング効果」と呼びます。「あなた」「君」など、三人称で呼びかけられるより、「○○さん」ときちんと名前を呼ばれることで、自分のことを知ってもらえている、認められていると思えるのです。それによって相手との距離を縮めることができますし、あなたへの信頼度も上がります。

 そうはいっても相手の名前を呼ぶのが気恥ずかしい場合もあるでしょう。そんな時は「○○さん、おはようございます」「(外出先から帰社した同僚に)○○さん、お帰りなさい」と、相手の名前を呼んでから挨拶をするようにしてみてください。自然と相手の名前を呼びかけやすくなります。そして、名前を呼ぶ際は〝さん〞づけが基本です。女性に対して下の名前で「○○ちゃん」とか、男性を「○○くん」などと呼ぶ人もいますが、これらは相手の受け取り方や関係性次第では、逆に嫌な気持ちを植えつけてしまうことがあります。一方で、過度に“名前呼び”を連発すると、わざとらしく感じられることもあるので、ほどほどに。

《POINT》

会話の中に相手の名前を入れることで好印象を持ってもらえるだけでなく、信頼度も上がる

☆ ☆ ☆

職場、取引先、親族、近所付き合いなど、様々な人と関わる中で「感じがいい人」は、絶妙なコミュニケーションの術を無意識のうちに、あるいは意識的に身につけています。そんな「感じがいい人」がさりげなくやっている行動や言動の事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちょっとした話し方や言葉遣い、意識の向け方を変えるだけで、相手に与える印象は必ず好転します。「感じがいい人」の行動図鑑』の中で紹介している65のアクションをヒントに仕事も、人間関係も、うまくいく幸せ習慣を手に入れてください。

著/大野萌子

定価/1430円(税込)

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著者/大野萌子(おおの・もえこ)さん
公認心理師。産業カウンセラー。2級キャリアコンサルティング技能士。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事。著書の『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』はシリーズ累計50万部を突破。

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