DIME MAGAZINE
「リマインダー」は元々「何かを思い出させてくれるもの」という意味を持つ言葉。近年ではデジタルツールの機能の名称のほか、ビジネス用語としても使われることがある。
そこで本記事では、リマインダーの意味をはじめ、リマインダーツールの活用方法について解説する。これから生活の中でリマインダーを積極的に利用したいと考えている方は、おすすめのリマインダーツールもぜひ参考にしてほしい。
リマインダーとは
リマインダーとは、事前に定めた時間になると通知を行う機能の総称。スマートフォンやパソコンといった電子機器で利用できるリマインダーツールは、我々の生活に欠かせない存在となっている。
また、パスワードを忘れてしまった際に本人確認を行うための機能についてもリマインダーと称されることがある。事前に登録した秘密の質問に答えて本人確認を行う、といった機能に覚えがある方も少なくないはずだ。こちらの意味で使う場合、時間通知を行うリマインダーと区別してパスワードリマインダーと呼ばれることもある。
近年ではデジタルツールの機能を指すことが多いリマインダーという言葉だが、元々は「何かを思い出させてくれるもの」という意味合いで使用されていた。例えば、旅行をした時に購入した記念品や、故人の形見の品などは、この意味でのリマインダーにあたるといえるだろう。
リマインダーの活用方法
ここからは、時刻を再通知するリマインダー機能の活用方法について見ていこう。ぜひリマインダーを仕事やプライベートで有効活用してほしい。
タスク管理
リマインダーの活用方法としてまず挙げられるのは、日々のタスク管理。タスクの名称を入力し、実行したい時刻にリマインダーによる通知が届くように設定するのが基本的な使い方。リマインダー機能を活用しながらスケジュール管理を行うことで、書類の提出やメールの返信といった細かいタスクを覚えておく必要がなくなり、他の作業に意識を集中できるようになる。
スケジュール管理
スケジュール管理も、リマインダーの代表的な活用方法と言える。一日の業務スケジュールを時刻とあわせてリマインダーに設定しておけば、リマインダーによる通知が行動の合図になる。「10時 ○○様面談」「13時 部署内会議」といったように設定しておくのがおすすめだ。
また、リマインダーには日、週、月単位で通知を繰り返す機能がついていることが多い。毎週必ず行う業務や習慣にしたい事柄については、毎回設定しなくても自動で通知してくれるため、積極的に活用したい機能の一つだ。
買い物リスト管理
買い物リストなどの管理にもリマインダーが利用できる。買い出しに向かう時間や場所を設定したうえでメモ欄に買うものを記載しておけば、お店での買い忘れを防げる。利用するツールによっては多人数で共有可能なリマインダーも存在するため、家族間で買い物リストを共有したい場合などにも便利だ。
使いやすいリマインダーツール
次に、特に使いやすいリマインダーツールを紹介する。自身の環境や利用しているデバイスに適した機能を使おう。
Googleカレンダーのリマインダー機能
Googleカレンダーはスケジュール管理に有用なツールで、リマインダー機能も備えている。パソコンとスマートフォンの情報を同期して利用でき、パソコンで設定したリマインダーの通知をスマートフォンで受け取ることもできる。
スマートフォンでGoogleカレンダーのリマインダーを設定する際の手順は、以下の通り。
1.Googleカレンダーアプリを起動する
2.カレンダー画面右下に表示される「＋」マークをタップする
3.「リマインダー」をタップする
4.通知したい内容や時刻を設定して保存する
iPhoneのリマインダーアプリ
スマートフォンには、リマインダーアプリが元々備わっていることが多い。iPhoneにもデフォルトでリマインダーアプリが用意されており、カレンダーやメモアプリとも連携ができる利便性が高いツールだ。
iPhoneのリマインダーアプリで設定を行う場合の手順は以下の通り。
1.リマインダーアプリを起動する
2.画面左下の「新規」をタップする
3.通知したい内容や時刻を設定して「追加」をタップする
また、当アプリではリマインダーをリストで管理することも可能だ。アプリを起動し、右下の「リストを追加」をタップするとリストを作れるため、必要に応じて利用しよう。
リマインダーを使った会話表現
最後に、リマインダーという言葉を使った会話表現を見ていこう。用法を知ることで、仕事、プライベートともに使用する機会が増えるはずだ。
【例文】
「待ち合わせに遅れないよう、準備を始める時間にリマインダーを設定しておこう」
「数か月先まで予定が埋まり始めたから、手帳に加えてリマインダーアプリも使うことにしたよ」
「チームで会議を行う際には、全員に通知が届くようにリマインダーを設定しておくといいよ」
文／編集部
最新号
