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口コミもダメ出しもOK!ドン・キホーテがユーザーが購入商品を本音でジャッジする機能をオリジナル電子マネー「majica」のアプリに追加

2023.11.07

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

客からの“マジ”な意見や要望によって商品・店を変えていく「マジボイス」

「ドン・キホーテ」「アピタ」などの店舗を展開しているパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下 PPIH)は、オリジナル電子マネー「majica(マジカ)」 の公式アプリに新機能「マジボイス」を導入(11月末頃リリース予定)することを発表した。

「2021年2月に『情熱価格』をお客さまと共に作り上げる『People Brand (ピープルブランド)」へリニューアルをし、私たちの情熱価格はプライベートブランドではない、ピープルブランドであると表明いたしました。

ピープルブランドとは、お客様の声に耳を傾け商品開発を続ける、そういった思いを込めた名称です。おかげさまで、多数のヒット商品が生まれました。商品のデザインや内容の変更なども頻度を高く行いながら、最近では情熱価格を中心に扱っている新業態『ド店』の出店など、お客様と共に成長することができたと感謝しております。

2年前のピープルブランド宣言以来、お客様からのダメ出しで商品を改善してきた情熱価格ですが、それだけではまだ足りないと、新たなサービス『マジボイス』を立ち上げることにしました。

買い物の主導権は店ではなく、お客様が握るべきもの。私たちが目指すお客様にとって最も都合のいい店は、私たちだけでは決して実現できません。店の設備やサービス、セールの内容、価格設定まで、商品へのダメ出しに留まらず、買い物に関するすべてをお客様からのマジなご意見やご要望によって、マジボイスをもとに一緒に変えていきたいと思っています」(PPIH 代表取締役社長 吉田直樹氏)

majicaは 2014年からサービスを開始したオリジナル電子マネーで、ドン・キホーテ、MEGA ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ含む majica 加盟店で利用できる。買い物でポイントが貯まる、お得なクーポンをゲットできるといったサービスも支持され、現在は会員数1300万人の規模になっている。

11月中旬には、従来の現金チャージ、UCSクレジットカードでのWEBチャージに加え、銀行口座から majica 残高へのチャージが可能になる。

そしてさらなる新機能「マジボイス」では、客のリアルな反応や評価を忖度なしに可視化。その声をもとに商品、価格、店舗の設備、サービスなど改善の過程を公開する「お客様主語のドキュメンタリー」(PPIH 上席執行役員 森谷健史氏)となる。

〇正直レビュー

PB商品「情熱価格」だけでなくメーカー商品(NB)を含めた、売れ筋商品をメインとした常時5万アイテム以上の商品を対象に、購入した商品を「いいよ!/ビミョー」の2択で商品評価をするコンテンツ。

商品評価の信頼度を担保するために、購入した客のみが2択評価に参加できる仕様になっており、フリーコメントでも商品評価が可能。

客からの声はポジティブ、ネガティブどちらであってもすべて表示し、集計した商品の評価の推移を可視化するシステムを導入。株価のように商品の現在の評価を確認することができる。

「正直レビューは多数のお客様の声による極めて客観的な指標であると考えています。これによって、より納得感のあるお買い物体験を提供することができます。さらに毎月、いいよ!の評価が多い商品=人気商品と、ビミョーの評価が多い=イマイチな商品、両者をランキングで表示し、人気商品だけではなくイマイチな商品も含めてすべてさらけ出してまいります。いただいた声はただ可視化するだけではなく、商品の改善や価格の見直しに至るまで様々な部分で活用していきます」(森谷氏)

マジボイスで集まった声をもとにした新しい取り組み「マジ価格」もスタート。売れ残りなど、いわゆる企業が売り切りたい商品、売りたい商品を安く提供するのではなく、マジボイス上で高評価を得た商品=みんなが本当に欲しい商品を安く提供する。

〇おしえて掲示板

おしえて掲示板は、行きつけの店舗への要望や、商品に関するちょっとした疑問まで、何でも投稿ができるコミュニティ型のコンテンツ。客同士の何気ない情報交換の場として、例えば「タイムセールの情報を教えて」と書き込むと、それに対して別の客からお得な情報が提供されるなど、客同士のやり取りの中で様々な疑問を解決することができる。

「さらに社内にはマジボイス実現委員会を新たに設置。委員会メンバーが、お客様と商品やメーカーや店舗との間に入り、店舗や商品の品揃えなどのご要望を即座に捕捉、関係各所と情報を共有して、個別の店舗対応から商品の改善に至るまでご要望を実現するために、とにかく奔走します。

そしてその対応の過程は包み隠さず、すべてマジボイス実現委員会のサイトでご覧いただくことができます。お客様の声を実現するために駆け回り、奮闘する我々の姿をぜひご覧いただければと思います」(森谷氏)

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