より直感的な操作が可能なステアリングホイールを採用したインテリア
インテリアには、新世代のステアリングホイールを採用し、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出している。また、ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も有している。
なお、従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用した。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上している。また、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインになった。
ドライブモードは6モード用意されており、センターコンソールのAMG DINAMIC SELECTおよびAMG パフォーマンスステアリングのスイッチで様々な状況に最適な制御を選択することができる。各ドライブモードでは、エンジン、トランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングの制御が変更可能となっている。また、ドライブモードとは独立して、マニュアルシフトへの切り替えなどがセンターコンソールの液晶表示ボタンで操作することができる。
最新世代のMBUXを標準装備
両モデル共に最新世代の対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」を標準装備した。ボイスコントロールは「Hiハイ, Mercedesメルセデス」をキーワードとして起動。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応している。
また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも様々な操作をすることができ、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることが可能。さらに、メルセデス・ベンツの最新世代のナビゲーションシステムとMBUX AR(Augmented Reality=拡張現実)ナビゲーションを採用した。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、新型では、それに加えて、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される。
360°カメラシステムやBurmesterサラウンドサウンドシステムを標準装備
フロントグリル、左右のドアミラー、リアライセンスプレート上方に4つの広角・高解像度カメラを備え、合成処理された周囲の状況をモニターに表示する「360°カメラシステム」を標準装備した。自車を真上から 見ているような「トップビュー」など、車両周辺の状況が直観的に把握することで後退時や駐車時などの安全性を高めたほか、Burmesterサラウンドサウンドシステムによる心地よいサウンドを楽しむことができる。
【メーカー希望小売価格】
CLA 45 S 4MATIC+ 10,440,000円(税込)
CLA 45 S 4MATIC+ シューティングブレーク 10,570,000円(税込)
関連情報:https://www.mercedes-benz.co.jp/
構成/土屋嘉久