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100周年を迎えたサントリー山崎蒸溜所がリニューアル、新しい見学ツアーをスタート

2023.11.05

2023年、サントリー創業者・鳥井信治郎氏が山崎の地でウイスキーづくりをはじめて100周年を迎える。

1923年にウイスキーづくりへの挑戦をスタートさせてから、同社は絶えず「ウイスキー文化の創造・発展」「美味品質」に取り組み、ウイスキーの魅力を伝えるとともに品質向上へ弛まぬ研鑽を続けてきた。

山崎蒸溜所・白州蒸溜所においては、さらなる品質向上や蒸溜所魅力訴求の強化を主な目的として、2024年にかけて施設改修などを実施している。

この度、“日本の自然・風土に育まれ、つくり手の技によって仕上げられる、日本人ならではの繊細なウイスキーづくり”や、ものづくりの現場である“蒸溜所の魅力”を、よりいっそう体感できる施設に「山崎蒸溜所」がリニューアル。一般公開が開始されたので詳細をお伝えしよう

100周年を迎え、さらなる品質向上や蒸溜所魅力訴求を強化

「山崎蒸溜所」は、1923年に日本初の本格的なモルトウイスキー蒸溜所として建設された。

京都の南西、天王山の麓、四季の移ろい豊かな自然に抱かれ、万葉の歌にも詠まれるほどの名水の里に立地し、桂川・宇治川・木津川が合流する地形によるウイスキーの熟成に適した湿潤な環境で、さまざまな発酵槽・蒸溜釜・熟成樽を使い分けながら、日本のウイスキーならではの多彩な原酒を生み出し続けている。

また、鳥井信治郎氏から継承される“本格・本物”のウイスキーづくりのための真善美を目指す、品質へのあくなき探求心を体現する蒸溜所として、古くから敷地内に「パイロットディスティラリー※」を有し、また場内の製造設備の改修や新設を積み重ねることで、さらなる品質向上に向けた新たな技術開発や原酒づくりに取り組んできた。

※山崎蒸溜所の一角にある品質研究・技術開発用の小型蒸溜施設

今回のリニューアルでは、それら山崎蒸溜所ならではの魅力をよりいっそう体感できる新たな施設展示や見学ツアーを展開していく。

施設のリニューアルについて

100周年を迎える新たな山崎蒸溜所の装いとして、エントランス部分をはじめとした敷地内に自然との調和を表現した“杜”を形成するため、周辺エリアの島本町や大山崎町の山林地に生育する草木などを植栽し緑地化した。

蒸溜釜の銅素材を再利用した門をくぐり抜け、山崎の“杜”ならではのどこか神秘性も感じられる空気感を味わいながら、見学ツアーや場内見学の新たな受付となる山崎ウイスキー館へのアプローチを楽しめる。

山崎蒸溜所の敷地内に操業当時より残る建造物である「山崎ウイスキー館」。その歴史ある建物ならではの内観として、創業者・鳥井信治郎氏から続くサントリーウイスキーのものづくりの継承と革新の訴求をより強化し、山崎蒸溜所での多彩な原酒のつくり分けと、長期熟成に耐えうる原酒のつくり込みについての展示を充実させた。

また、山崎蒸溜所のものづくりを通じて、細部にまでこだわるものづくりの姿勢を感じてもらい、これから先の未来に向けた日本のウイスキーの美味品質に対する期待感を醸成するような展示を目指した。

山崎蒸溜所でつくられた多彩な原酒ボトルに囲まれる空間で、サントリーシングルモルトウイスキー「山崎」ブランドをはじめとしたサントリーウイスキーの各ブランドや、この場所でしか味わえない原酒を堪能できる、特別な「テイスティングラウンジ」をリニューアルオープン。

山崎蒸溜所で稼働していたポットスチルを再利用したバーカウンター、原酒ボトルに向き合うスタンドテーブル、窓の外に広がる“杜”を眺めるローチェアなどを設置し、ウイスキーに慣れ親しんだ人から初めて飲む人までより多くの人に、この山崎蒸溜所でしかできない日本のウイスキーを嗜む贅沢な空間を提供する。

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