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5つのサービスが本格始動!メタバースプラットフォーム「αU」から新たなクリエイターエコノミーは生まれるか?

2023.11.07

αUのクリエイターエコノミーの取り組み

クリエイターエコノミーとは、インターネット上で個人のクリエイターが商品やサービスを提供し収益を上げる経済圏のこと。クリエイターエコノミーの加速を掲げ、αUはサービスを挙げて次世代クリエイターアーティストの支援を行っていくと宣言。

「αU metaverse」では誰でも配信者になれる施策やカラオケ機能のリリース、NFTを取り扱う「αU market」/「αU wallet」では、オンライン証券のフォリオ社と連携して複数のイラストレーターのアートプロジェクトを実施している。

また、音楽配信サービスとして「音楽ディストリビューション事業」を展開。バーチャル、リアルのアーティスト、個人やインディーズで活躍するアーティスト向けの音楽配信代行の事業・サービス、「αU live」も含めたアーティストのパフォーマンス映像・楽曲を、アーティストの希望に基づき、KDDIがアーティストの代理で各音楽配信サービスにて配信する。アーティストは自身のコンテンツを世界に届けられるだけでなく、新たな収益源としても活用することが可能となる。

「ディストリビューション事業は、アーティストの楽曲を世界中の音楽配信プラットフォームに流通させる事業です。現在、歌い手と呼ばれるネット発のアーティスト、またリアルのアーティストがどんどん生まれている一方で、お客様の視聴環境がかなり多様化しており、音楽配信プラットフォームは複数存在しています。

その結果、お客様に届くまでにアーティストが複数の配信プラットフォームに登録するという作業が必要となり課題になっていました。本事業によって、アーティストの作業を簡易化していき、世界中のお客様に次世代アーティストの楽曲を届けていきたいと思っています」(KDDI 事業創造本部 Web3推進部長 舘林俊平氏)

もう一つの施策がマッチングプロデュースをより加速していくための「プロデューサーAI」の開発推進。アソビシステムとActiv8の共同事業であるANNIN社の協力を得て、著名プロデューサーの好み、引っかかるポイント、アーティストと楽曲の相性、またアーティストとクリエイターの相性などをデータ化していくことで、業界初のプロデュース能力を持つ生成AIを開発する。

「プロデューサーとアーティストを接触する機会を増加させることで、世に出る・出られる可能性のあるクリエイター、アーティストの数を最大化していきます。時代が激しく変化する環境では、新しく生まれるプラットフォームで活躍する新しいアーティストがどんどん登場していきます。新しいプラットフォームにふさわしいアーティストを私たちは積極的に創出していきたいと考えており、この取り組みで新しいスターを生み出していきます」(舘林氏)

【AJの読み】AIも活用し小規模オープンメタバースでクリエイターエコノミーを加速

KDDIでは、一つのメタバースで全てを行うワンメタバースを目指してきたが、昨年のハロウィンで実施された「デジタルツイン渋谷」の経験から、買い物したり、歌ったり、友達と遊んだりと、様々なコンテンツを一つのメタバース空間でやるには、時期尚早という結論達したという。

業界や用途などに特化した様々なメタバースを自由に行き来して大きな経済圏を作ることを「オープンメタバース」と呼ぶが、同社が方向転換をして目指したのが、小さなオープンメタバース。αUではこの考え方を体現させて、買い物、音楽ライブ、NFTなど用途特化型のメタバースを作る方向に舵を切った。

また、メタバースと優劣を比較されがちなAIに関しても、プロデューサーAIをはじめ、αUではクリエイターエコノミーを加速するために各サービスで生成AIを活用していくという。「αU metaverse」では、AIを活用したゲームや対話型のボット、空間を含めたコンテンツ生成にAIを活用。「αU Place」では、店舗生成の簡易化、高速化にAIを活用している。

文/阿部純子

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