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アフターコロナの結婚式、費用や招待客人数はどう変わった?

2023.11.07

リクルートは同社が企画・制作する結婚情報サービス『ゼクシィ』と、同社が運営する『リクルートブライダル総研』から、それそれ「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」「結婚総合意識調査2023」を発表した。

本稿ではアフターコロナの結婚式像や、ブライダルマーケット発展に必要な要素など、各調査の概要をお伝えしていく。

ゼクシィ結婚トレンド調査2023

1. 披露宴・ウエディングパーティー実施者が満足した割合は2009年調査以来最高

・披露宴・ウエディングパーティーについて「満足・計」は97.8%で、昨年調査から1.5ポイント増加し、全国推計を開始した2009年調査以来最高。内訳をみると、昨年調査から「非常に満足」が5.1ポイント増加、「まあ満足」が3.6ポイント減少。
・結婚式を通して、自分自身やこれまでの人生が好きになったと思う人(「そう思う・計」)は78.1%で、年々増加傾向。
・結婚式を通して、列席者から二人が応援されていると感じた人(「そう思う・計」)は95.4%で、年々増加傾向。

2. 披露宴・ウエディングパーティーを実施した理由、「自分たちが楽しむため」が唯一増加傾向

・披露宴・ウエディングパーティーを実施した理由は、「自分たちが楽しむため」が年々増加傾向にあり、2020年調査から2023年調査で4.1ポイント増加。

一方、「友人など親・親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」「友人など親・親族以外の方に喜んでもらうため」は2021年調査で減少したものの、2022年調査以降2年連続して増加し、徐々に回復。

3. 担当プランナーとのコミュニケーションで最も多いのは「自分たちらしい結婚式になるような提案」

・会場決定後の担当プランナーとのコミュニケーションの内容は、「自分たちらしい結婚式になるような提案があった」が63.4%で最も高く、次いで「自分たちの要望や意図を理解してくれた」が54.4%、「疑問や不安などがないか親身になってくれた」が51.5%で続く。

4. コロナ禍による予算・金額面、招待・参加人数面への影響は引き続きみられる

・コロナ禍による挙式、披露宴・ウエディングパーティーへの予算・金額面での影響は、「影響があった・計」が20.4%で、昨年調査から19.1ポイント減少。
・コロナ禍による挙式、披露宴・ウエディングパーティーへの招待・参加人数面での影響は、「影響があった・計」が40.8%で、昨年調査から27.1ポイント減少。

5. 挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額の平均は引き続き回復傾向

・挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額の平均は327.1万円で、昨年調査から23.3万円回復。

6.招待客人数の平均は49.1人で、昨年調査から5.9人回復。招待基準が「親しくしていること」へ変化

・披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数の平均は49.1人で、昨年調査から5.9人増。
・勤務先の上司・同僚の招待基準は、「親しくしていること」が75.6%で年々増加傾向、「招待しないと失礼にあたること」が36.6%で年々減少傾向。

調査概要
調査方法/郵送法
調査期間/2023年4月14日(金)~6月7日(水)
調査対象/全国(沖縄県を除く)の『ゼクシィ』読者およびネット会員のうち、2022年4月~2023年3月に挙式または披露宴・ウエディングパーティーを実施した人
※2022年4月~2023年3月に結婚・結婚予定があった『ゼクシィ』読者およびネット会員に対して、地域ごとにランダムサンプリングし、事前調査で許諾を頂いた方に対して調査票を郵送。調査票への記入は妻に依頼。
事前調査/調査票発送数:2万8220件 調査票回収数:5686件  回収率:20.1%
本調査/調査票発送数:5647件 調査票回収数:3809件  回収率:67.5%

結婚総合意識調査2023

1. 既婚編

(調査対象:2022年4月~2023年3月に結婚した20~49歳の男女)

ウエディングイベントの実施率は78.6%で2年連続増加

・コロナ影響による延期・キャンセル・非実施割合は4.7%。2020年調査(19年4月~20年3月)の水準に。
・何らかのウエディングイベントを実施した割合は78.6%で、昨年より2.9ポイント増加。2021年調査から年々増加。コロナ流行前の2019年調査と比べてみてもコロナ前水準近くまで回復(対2019年比97.4%)。また全てのウエディングイベントにおいて昨年よりも増加。
・ウエディングイベントの組み合わせの最多は「挙式、披露宴・ウエディングパーティー、親族中心の食事会、写真」の全てを実施した層で、コロナ流行前の2019年調査より増加。

結婚式の実施を決める前に“自分たちに合った結婚式が実現できる認識”が結婚式の実施率に関係

・「結婚が決まり、挙式、披露宴・ウエディングパーティーの実施が決まる前」に「自分に合った結婚式ができる」と思った層の方が、それ以外の層に比べて結婚式実施率が高い。

2. ゲスト編

(調査対象:2022年4月~2023年3月に結婚式にゲストとして出席した20歳以上の男女)

挙式、披露宴・ウエディングパーティーの参列意欲が高まり、コロナ影響による抵抗が減少

・2021年調査と比較し、参列意欲が9.5ポイント増加。出席時に「コロナが理由で参加を迷った」が15.0ポイント減少し、「参加を迷わなかった」が16.2ポイント増加。

直近3年間で結婚式参列の意味合いが多岐にわたり増加

・結婚式出席後のゲストの気持ちについて、21年調査と比較して変化した上位5項目は、「(出席して)自分の子どもにも『結婚してほしい』という気持ちが高まった」(10.3ポイント増)「(出席して)家族との関わり方を見つめ直す良い契機となった」 (7.8ポイント増) 「(出席して)新郎や新婦との関係が深まった」 (7.3ポイント増) 「(出席して)自分の人生に対して、より前向きに感じられるようになった」 (7.1ポイント増) 「(出席して)周囲の人・仲間の大事さを、あらためて感じた」 (6.0ポイント増)でいずれも2年連続増加。

参列で二人らしさやオリジナリティーを感じると満足度が高く、結婚式意欲に影響

・ゲストの気持ちにおいて、「良かった」「ポジティブな感想を出席後、周囲の人に伝えた」「将来結婚したら『挙式、披露宴・ウエディングパーティーを実施したい』という気持ちが高まった」の項目を見ると 「(出席して)結婚式を通じて二人らしさやオリジナリティーを感じた」層の方が感じなかった層に比べて高い。
・ゲストが参加してみたいと思う挙式、披露宴・ウエディングパーティーは、「新郎・新婦のことを理解できる」「形式にとらわれず、自由な」 といった内容が、コロナ流行前比で増加。

調査概要
調査方法/インターネットによるアンケート調査
<予備調査(スクリーニング調査)>
 調査期間/ 2023年4月3日(月)~2023年5月8日(月)
 調査対象/全国16~79歳の男女(株式会社マクロミル 登録モニター)
 有効サンプル数/25万4995人
<本調査>
 調査期間/ 2023年4月19日(水)~2023年5月8日(月)
 調査対象/ “結婚した時期”を「2022年4月~2023年3月」と回答した、20~49歳(調査時)の既婚者
 有効サンプル数/2542人
 集計サンプル数/1500人

関連情報
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20231025_marriage_01.pdf
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20231025_marriage_02.pdf

構成/清水眞希

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