JVCケンウッドが日産「リーフ」の再生バッテリーを利用したポータブル電源「IPB01G」を発売

JVCケンウッドは、「KENWOOD」ブランドより発売を予定している、電気自動車の再生バッテリーを利用したポータブル電源「IPB01G」の先行予約販売を、公式オンラインストア「JVCケンウッドストア」にて開始した。販売価格は170,500円。なお、製品の配送は11月下旬を予定している。

車載用バッテリーだから使用温度範囲が－20度～60度と広い

「IPB01G」は、累計65万台以上を販売する「日産リーフ」の再生バッテリーを使用し、車載用バッテリーの利点を最大限に活かしたポータブル電源。

車載用バッテリーを利用しているため、使用温度範囲が－20度～60度と広く、夏場・冬場の車内での使用や保管が可能なうえ、自己放電が少なく長期保管が可能なため、災害時などの非常時用電源としても活用できるのだ。

また、約2,000回の繰り返し充電に対応しているので、長い期間の使用が可能。さらに、大きな電力を必要とする電気毛布なども安心して使用できる出力600W（瞬間最大1,200W）に加え、HIGH-POWERモード（900W）も搭載。USB出力では60Wまで対応しているため、パソコンなどの急速充電にも利用できる。

主な仕様は、充電池タイプがリチウムイオン充電池（マンガン系）で、充電池容量が168,800mAh/633Wh。充電時間はACアダプター使用時で約9.5時間、シガーアダプター使用時で約14時間。

最大外形寸法はW370×H205×D282mm、質量は14.4kg。出力ポートはAC×2、USB Type-C×2、USB Type-A×2、シガーソケット×1を装備する。

製品情報
https://www.kenwood.com/jp/portable-power-supply/products/ipb01g/

構成／立原尚子