アウトドア特化の〝激トガリスマホ〟は意外と普段使いでも満足度が高い?
KDDIから継続的に販売されているタフネススマホ、TORQUEの最新モデル「TORQUE G06」は、従来のコンセプト通りに多数のMILスペックに対応した耐久性や、アウトドアシーンで活用しやすいアクセサリー類が用意されているのが特徴ではあるものの、電池パックが交換できたり、価格と性能のバランスに優れたチップセットを搭載しているという面では、確実に〝刺さる人にしっかりと刺さる〟スマートフォンに仕上がっています。
もともと、タフネスモデルという尖ったコンセプトを持ったシリーズに、さらに尖った特徴を持たせることで、一周回って、アウトドアユーザー以外にも魅力的な端末に仕上がった印象。近年はハイエンドスマートフォンで10万円はくだらないため、本体価格9万8000円、スマホトクするプログラム適用で、実質負担額が5万9800円となる販売価格も1つの特徴といえるかもしれません。耐久性とトレードオフで、本体がかなりごつごつとした、武骨なデザインになっていることから、握りやすさという観点では賛否が分かれるはず(実際に持つと意外と軽いですよ)なので、auショップなどに立ち寄る機会があれば、ぜひ一度手に持ってみるのがおすすめです。
取材・文/佐藤文彦