auと京セラの協業で開発されるタフネススマートフォンシリーズ「TORQUE」から、過去最強の耐久性を誇る新モデル「TORQUE G06」が登場。歴代シリーズ同様、KDDIの専売となっており、2023年10月19日に発売、価格は9万8000円で、「スマホトクするプログラム」を適用した場合は、実質負担額が5万9800円となっています。
TORQUEシリーズは、主に現場仕事向けの法人端末としてや、登山やマリンスポーツを楽しむアクティビティ好きの向けのスマートフォン。iPhoneシリーズやGalaxy Sシリーズなどを〝一般的なスマートフォン〟と呼ぶのであれば、かなり特殊なコンセプトを持つシリーズといって差し支えないでしょう。
実はこのTORQUE、大衆向けのスマートフォンではないものの、とにかく〝トガリ〟まくっているスマートフォンとして、非常に面白い仕上がりになっています。本記事では、処理性能の向上や折りたたみディスプレイとは全く違う、別ジャンルの進化を遂げたTORQUE G06のこだわりポイントについてご紹介します。
2mの高さからアスファルトの地面に落としてもOK!? 人間よりもタフなスマートフォンの実力は?
TORQUE最大の魅力は、なんといってもタフな筐体。TORQUEのau初代モデルでも、MILスペック11項目に準拠していましたが、TORQUE G06はシリーズ史上最多となる29項目に対応しています。
特に印象的なのが、高さ2mの位置からアスファルトの地面への落下耐久性能を持つ点。絶対に故障しないというわけではありませんが、ある意味、雑に扱っても安心といえます。
耐衝撃性は、登山といったシーンを考慮して備えられているスペックではあるものの、ポケットからスマートフォンを落としてしまった経験は多くの人にあるはず。中にはディスプレイにヒビが入ってしまったという人もいるでしょう。こういった事故の際に、故障の心配が圧倒的に少ないのが、TORQUE G06の大きな魅力です。
そのほか、耐海水や耐氷結、耐薬品などにも対応。もはや、人間が耐えられる環境を超えているとも思える耐久性になっています。端末が汚れた場合には、泡ハンドソープでの洗浄や、アルコール除菌シートでの拭き取りにも対応しています。
なお、本体のサイズはユーザーからの声を受け、高さ約154mm、質量約234gと、前モデル比で小型軽量化したとのこと。タフネスモデルということもあり、かなりごつごつした見た目ではあるものの、実物は極端に重いとは感じませんでした。