1日の疲れをケアする時間を「短時間で効率よく済ませたい」人は全体の64.1%
「あなたが1日の疲れをケアするための時間の使い方についてどう考えますか」という質問では、「なるべく短時間で効率よく済ませたい」と回答した人が31.0%、「どちらかといえばなるべく短時間で効率よく済ませたい」と回答した人が33.1%で、合わせると全体の64.1%となった。
「自分の体の日々の疲労ケアに使いたい時間の理想と使える時間の現実」については、平日(勤務日)の疲労ケアに使いたい時間の「理想」は60分と回答した人が最多で21.3%、次いで30分(20.5%)、120分以上(17.1%)だった。
一方、平日(勤務日)の疲労ケアに使える時間の「現実」では、30分(15.9%)が1位に。次いで0分(15.8%)、10分(15.3%)、60分(11.8%)となり、理想と現実にはかなり差があることがわかる。
■自宅でのケアで重視するポイントベスト5
「あなたが自宅で自分の疲労ケアをするとき、重視するポイントはどのようなことですか(いくつでも)」という問いでは、回答率が多かった順に「効果があること」(68.1%)「簡単にできること」(55.8%)「コストをかけずにできること」(54.3%)「短時間でできること」(46.2%)「自分一人でできること」(39.3%)の順となった。
■体の疲労ケアについて「自宅で行う方法」を選択した人の割合は、「施設や屋外で行う方法」の2倍以上
調査では、「体の疲労ケアのうち、あなたが行いたい(利用したい)方法と、現在行っている方法、過去に行っていた方法」についても尋ねたところ、現在・過去・今後いずれについても、「自宅で行う方法」(※1)を選択した人の割合が、「施設や屋外で行う方法」(※2)と回答した人の割合を2倍以上上回り、自宅派が多い結果となった(※3)。
また、「ジム・整体」「スパ・サウナ」は、「行いたい(利用したい)方法」としてはそれぞれ28.5%と27.1%だったものの、「現在行っている方法」で挙げた人は8.6%と5.6%となり、ギャップが目立つ。
自由回答では、自宅派からは「スパや温泉等は効果があるが、毎日の仕事で忙しくどこの施設も人でいっぱいでよけいに疲れそうだから」「コロナ禍で自宅近くのマッサージ店が廃業したため、最近はマッサージ店に行っていない。忙しいのとお金の関係もあり、自宅でできるものが良い」といった回答が見られた。
※1 自宅で行う方法:「睡眠」「入浴」「自宅でのストレッチやマッサージ」「自宅でのヨガ・ピラティス」「自宅やオンラインでのマンツーマンの指導」
※2施設や屋外で行う方法:「ジム・整体」「スパ・サウナ」「ウォーキング」「ジョギング・ランキング」「教室でのヨガやピラティス」「施設でのマンツーマンの指導」
※3 「栄養ドリンクや食品の摂取」「その他」「なし」は除く
■疲労ケアのため自宅環境に投資したい人の70.8%は「高くても確実に効果がありそうなものを買いたい」
「あなたは日々の疲労ケアのために自宅環境(インテリアや家電、グッズなど)に投資したいと思いますか」との設問では、「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えた人は42.9%だった。
そのように回答した人のうち「自分の日々の疲労ケアのため、物やサービスに投資するとしたらどう考えますか」との問いでは、「高くても確実に効果がありそうなものを買いたい」「どちらかといえば、高くても確実に効果がありそうなものを買いたい」と回答した人を合わせると70.8%となり、投資意欲の高い人は効果を求める傾向が見られた。
また、年代・男女別では「高くても確実に効果がありそうなものを買いたい」「どちらかといえば、高くても効果がありそうなものを買いたい」と回答したのは50代男性(85.0%)が1位、次いで20代男性(78.3%)が2位となり、男性のほうが効果を求める傾向が強いようだ。
調査概要
調査内容/普段の生活に関するアンケート
調査期間/2023年9月27日(水)~9月28日(木)
調査対象/全国20~59歳男女、今年通勤もしくは出社したことがある人
有効回答数/1000名
調査主体/パナソニック株式会社
調査委託先/楽天インサイト株式会社
調査方法/インターネット調査
関連情報
https://panasonic.jp/massage/
構成/清水眞希