2023年5月に新型コロナウイルスの感染法上の位置付けが5類に移行した影響で、リモート勤務から出社への切り替えや出社頻度を増やすなど、ポストコロナの新たな働き方に取り組む企業が増えていると言われている。
またレジャーや旅行などの制限も緩和され、楽しみも増えている一方で、疲労を感じている人も多いのではないか。
そこでパナソニックは働く人の疲労に関する意識調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
昨年と比べ出社が増えた人のうち、疲労を感じることも増えた人は8割超
「昨年と比べ、あなたは仕事場への出社頻度は増えましたか」という問いについて「とても増えた」あるいは「まあまあ増えた」人は全体の26.5%だった。
そのうち、疲労を感じることが「とても増えた」あるいは「まあまあ増えた」と答えた人は86.8%に達した。
特に疲労を感じる部位は「目」(56.4%)が1位、次いで「肩」(53.2%)、「足・脚」(43.4%)、「腰」(43.3%)、「首」(42.7%)という結果になっている。
■全体の65.6%が「出社頻度の増加で自分のために使える時間が減った」
次に、「出社頻度の増加で自分のために使える時間が減ったと感じますか」いう設問では、「とても減った」が全体の27.9%、「やや減った」が37.7%と、全体の65.6%を占めた。
年代・男女別では、「とても減った」「やや減った」と回答したのは40代女性(74.2%)が1位、次いで30代男性(69.4%)となっている。