実は意外なところに盲点が!
冷蔵庫が冷えない時の原因と修理前に試すべきこと
イマイチ冷蔵庫の冷えが悪い……そんな時は以下に挙げる原因を疑って確認、対処してみることで改善する場合がある。それでも改善が見られない場合はコンプレッサーの故障や配管の劣化などが考えられるため、メーカーや購入した店舗に修理の相談を。
冷えない原因(1)電源が入っていない
まずはちゃんと電源が入っているか確認を。実はコレ、意外に見落としがちなうっかりポイント。ペットや子供が間違えてコンセントを抜いてしまっていたり、掃除中に抜けてしまったりなど、知らない間に抜けている可能性もあるのだ。
冷えない原因(2)設定温度が高い
冷蔵庫は冷凍室や冷蔵室など、部屋ごとに温度設定ができるものがほとんど。その設定温度が高い場合も「冷えない」原因のひとつ。「弱」など弱い設定、または、節電モードになっていて、冷えが弱い場合もあるため、再度確認してみよう。
冷えない原因(3)冷気が循環していない
冷蔵庫内が食品でパンパンになっていると、冷気の循環が妨げられる。さらに食品の置き方によっては、送風口がふさがれてしまい、冷気が送風できなくなっている可能性も。冷蔵庫内の食品は、7割程度にとどめるのが理想的だ。
冷えない原因(4)庫内の温度が上昇している
温かい食品をそのまま入れたり、冷蔵庫の扉から外部の暖かい空気が入ってしまった場合など、冷蔵庫の中の空気が暖まると、再度冷えるまでに時間がかかってしまう。大事なのは、熱い料理は冷まして入れる、また、ドアの開閉は最低限にすること。もし頻繁に開け閉めしていないのに冷えにくくなっているなら、ドアのゴムパッキンが劣化している可能性もあるので、確認を。
冷えない原因(5)外部への放熱不良
冷蔵庫は外部に放熱しているので、周囲に物があると熱を逃がせず、冷却効果が薄れることがあるほか、日光や暖房の風が当たり、温度が上昇してしまうケースも。放熱板の位置は機種ごとに違うので、説明書で確認し、周りに物や壁がないかをチェック。また、冷蔵庫裏や側面などにホコリがつくと放熱を妨げるため、定期的に掃除をするのも対策のひとつだ。