洗濯機
洗濯物を入れるだけで洗剤を自動投入、汚れ具合も考慮して賢く洗濯、乾燥の省エネ化も進む全自動洗濯機。共働きの子育て世代にはもはやマストのドラム式洗濯乾燥機に加え、同様に時短・省手間・効率化が進むタテ型全自動にも注目してみたい。
副編集長・タカノ
仕事と家事、子育てに全力投球する2児の母。便利な家電や家事サービスには無理せず頼って家族時間を捻出。
@DIME・オビツ
@DIMEの美容番長にして、娘と妻のために家事にも積極的に参加するイクメンパパ。洗濯は、たたむ係を担当。
タカノ 育ち盛りの子供が2人いるので、洗濯機の1日2回まわしはもはやデフォルト。洗濯物を干す時間さえもったいないので、洗濯から乾燥まですべて洗濯機任せです。
オビツ そうなりますよね。でも乾燥まで毎日使うとなると電気代が気になる……。
タカノ とはいえ、背に腹は代えられない(笑)。そんな私のように、乾燥までフル稼働派なら、省エネ乾燥ができるヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機がおすすめです。
オビツ タテ型の洗濯乾燥機はヒーター乾燥で電力負荷が高めですからね。ただ洗濯だけなら電気代もさほど気にならないので、干す時間を捻出できるなら、乾燥機能なしのタテ型全自動洗濯機という選択肢もあります。
タカノ タテ型は洗浄力や使いやすさで根強い人気。コスパの高さも魅力です。
オビツ 乾燥の手間と時間、コストをどう考えるかですね。ただ、機能自体はどちらも本当に進化していて時短はもちろん、手間も負担も軽減してくれる工夫が満載です。
タカノ 洗剤や柔軟剤の自動投入機能はその代表選手。コレ使ってみると本当に便利。小さいことのようですが、家事ってそういう些細な手間の積み重ねですから。
オビツ フィルターや洗濯槽の自動清掃、除菌などもトレンド機能。スマホと連携し、外出先から遠隔操作ができるモデルも増えています。
タカノ 使いこなせれば、もっと段取りよく家事が進むはずなんですが、なかなか。
オビツ 使うほうも賢くならならなきゃ、ですね。
乾燥までお任せならドラム式【ドラム式洗濯乾燥機】
ニーズを巧みにつかんだ機能が充実
パナソニック『ななめドラム NA-LX129CL』オープン価格(実勢価格約38万8000円)
業界初のトリプル自動投入は、詰め替え用パウチ1回分が入る大容量も好評。新モデルでは、乾燥終了時刻をクラウドで予測・表示する機能を強化し、タイパ家事の後押しに。ヒートポンプ乾燥による省エネ性も見逃せない。
アウトドアウエアなどのはっ水機能をヒートポンプ乾燥の熱でよみがえらせる「はっ水回復」コースを新搭載。
「液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着洗剤 トリプル自動投入」を見直し、3つ目のタンクをおしゃれ着洗剤だけでなく酸素系液体漂白剤も使えるようにした。
〈 タカノのイチオシ!〉トリプル自動投入のユーザー満足度は何と驚異の98%! 専用アプリで外出先から運転状況の確認や予約変更ができるのも便利です。
UV照射出力の強化で清潔性がさらにUP
東芝『ZABOON TW-127XP3』オープン価格(実勢価格約37万円)
水道水を2種類の微細な泡を含む水に変化させて高い洗浄力を実現した「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」や、従来比約5倍の照射出力を誇るハイパワーUV除菌で清潔性が向上。節電効果の高いヒートポンプ乾燥も好評だ。
アプリ「IoLIFE」のUIを改良し、アプリコースや予約設定の使い勝手が向上。積極活用すればより家事ラクに。
ドアパッキンの裏側にたまりがちなホコリや糸くずを大流量シャワーで洗い流す機能を搭載。洗濯の水を循環させて使うのでムダなし。
乾燥効率をアップし消費電力量600Wを実現
シャープ『プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機 ES-X11B』オープン価格(実勢価格約43万円)
ヒートポンプ+サポートヒーターの「ハイブリッド乾燥NEXT」などで高い省エネ、節水、低騒音を実現。直径370mmの大口径投入口は最低高510mmと高めで、かがまず洗濯物の出し入れができるなど、使いやすさにもこだわる。
ドア裏にひまわりの種の配列にならって凹凸をつけたガラスを採用。凹凸に衣類が当たり汚れ落ちが向上、洗濯ムラが50%軽減した。
乾燥フィルター、ドアパッキン、洗濯槽に「自動お掃除機能」を搭載。手入れの手間が省け、乾燥効率の低下も抑えられる。