DIME MAGAZINE
エミライは同社が展開するNoble Audioの新製品として、完全ワイヤレスイヤホン「FoKus Prestige｣の発売を開始した。
このモデルは「FoKus Mystique」をベースとして更なる高みを目指し改良を重ね、イヤホンの内部構成を再設計。Prestigeの名に恥じない特別なチューニングが施された。
ラインアップはBlueとBlackの2色で、価格はいずれもオープン価格。実勢価格は約10万3400円。
BAドライバー 2基＆8.2mmダイナミックドライバー1基のハイブリッド構成
｢FoKus Pristige｣は、Nobleのハイエンド有線モデルにも採用実績があるKnowles製の高品質なBAドライバー2基と、明瞭で深みのある低域を実現するために特注した8.2mm ダイナミックドライバーを1基搭載する、ハイブリッド構成を採用している。
搭載される各ドライバーは、そのポテンシャルを最大限引き出すため、シェル内部の音響空間に同一線上に並ぶようレイアウトされており、異なるドライバー間の位相差を効果的に排除。また、BAドライバーには音導管を使用していないため、本来持つ瑞々しい音をそのまま感じることができるという。
唯一無二の存在感を放つスタビライズド・ウッドフィニッシュ
FoKus Prestigeでは、イヤホン本体のシェルおよび充電ケースの外装部分にスタビライズド・ウッドを採用した。
スタビライズド・ウッドとは、樹脂（レジン）を浸透・硬化させることで安定化と強度の向上を図った木材のこと。FoKus Prestigeでは、木材に塗料を含ませた樹脂を浸透させることで木目を生かした独特な模様が生み出され、1点1点模様が異なる幻想的な世界観を描き出している。
今回はブルー基調とブラック基調の2色から選べる。
■通話品質が向上、さらにヒアスルー機能も搭載
「FoKus Prestige」は、究極の音質特化型ワイヤレスイヤホンでありながら、クリアな通話品質とヒアスルー機能による実用性も両立している。
マイク位置をフェイスプレート部に設置し、音質にさらなる磨きをかけながらも、イヤホン構造を抜本的に見直すことでクリア音声品質を実現した。
さらに高性能ヒアスルー機能も搭載。イヤホン本体を耳から外すことなく、あらゆる動作をタッチセンサーでシームレスに行なえるため、日常のあらゆるシーンでイヤホン取り外すことなく会話することができる。
■TrueWireless Mirroring対応で低遅延、そしてバッテリー持続性は最大10時間へ
Qualcomm製チップQCC3040を採用した｢FoKus Prestige｣ではイヤホン本体のバッテリー容量を50mAhへと増やし、アンテナなど内部回路基盤の見直しにより、最大連続再生時間はベースモデルの約7.5時間から約10時間へと向上しました。
左右のイヤホンへそれぞれデータを伝送する「TrueWireless Mirroring」にも対応。「TrueWireless Mirroring」とは、左右で一つのBluetoothアドレスを共有するため、ペアリングをする時には接続元デバイスには1つの接続先として表示され、一度ペアリングするだけで使用できる。
また、左右イヤホンのロールスワッピング機能にも対応しており、バッテリーの片減りを防止。あらゆるスマートフォン・タブレットに対応している。
■SBC/AAC/aptX/aptX adaptiveなど多彩なBluetooth Audioコーデックに対応
音楽や動画・ゲームなど幅広いコンテンツを様々な場所でストレスなく楽しめるように、自動的に最適な音質と遅延を調整する「aptX Adaptive」（上限:48kHz/24bit）に対応。また、Bluetoothも「5.2」に対応している。
※「aptX Adaptive」はQualcomm製対応SoCを搭載したAndroidデバイスで利用できる。
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