ロボット掃除機
もはやタイパ家事に欠かせない家電となったロボット掃除機。最近は掃除機がけや水拭きができる入門機から、自動ゴミ収集機能を備えた中級モデル、さらに給水やモップ洗浄まで自動化した高級機まで、価格も機能も選びの幅が広がっている。
デスク・チバ
2人の娘にデレデレ中。愛妻のためにロボット掃除機は購入済みだが、かなり前のモデルなので最新機種に興味津々。
編集部・ワタナベ
もうすぐ2歳になる息子と妻の3人暮らし。ロボット掃除機は息子の誕生に合わせて購入し、大活躍。
ワタナベ ロボット掃除機、今はこんなにバリエーションが豊富なんですね。知っていました?
チバ 確かにアツいよね。ウチでは掃除オンリーのモデルと水拭き専用モデルを2台使いしていますが、さらにゴミ収集もできて10万円以下で新製品が手に入るなら、買い替えたくなります。
ワタナベ ひと昔前だと、ちゃんとキレイになるのかとか、段差や障害物を避けられるのか心配でしたけど、そんな悩みはもはや杞憂中の杞憂。
チバ 普段の掃除だけであれば、エントリーモデルでも十分。それだけでも随分家事の手間が減らせるので、費用対効果を感じられるはずです。
ワタナベ 水拭きは要らない、っていう人もいますが、これも使うとすごくイイとか。
チバ それを実感しているのがボクです。フローリングがサラサラになって素足が気持ちイイ。子供の食べこぼしにもイライラしなくなりました。
ワタナベ 水拭きの場合、給水やモップ洗浄・乾燥もありますから、そのチェックも必要。ゴミ収集機能付きだと5万円超えますね。
チバ 製品のグレードはできる機能に加え、センサーの検知能力や吸引力で決まります。ポイントはどこまで任せるか。ちなみに設置サイズは意外な盲点なので、ここのチェックも怠りなく!
吸引だけなら5万円以下でも十分【エントリー】
必要十分な基本機能に水拭きもプラス
TP-Link『Tapo RV10』オープン価格(実勢価格約3万4110円)
Wi-Fiルーターなどを扱うTP-Linkがロボット掃除機業界に参入。その入門モデルがRV10シリーズ。水拭き機能付きの同モデルは最適ルートの自動選択、床面に合わせたパワー調整など、効率的な掃除が得意だ。
●サイズ:W341×D341×H79mm/重さ:2.92kg
水拭き時は、モップに安定した水量が送られる仕組み。3段階の水圧調整が可能で、床面の状態に合わせて柔軟な拭き上げを行なう。
最大2000Paのパワー、4段階の吸引モードと、床面と吸い込み口がしっかり接する設計で、ペットの毛やホコリまでしっかりキャッチ。
〈 ワタナベのイチオシ!〉55dBの静音設計でテレワーク中の稼働もストレスなし。水拭き機能を備えて3万円台という価格は、ロボット掃除機デビューにもぴったり!
機能と価格のベストバランスを実現
アイロボット『ルンバ i2』3万9800円(公式オンラインストア価格)
定評のある高いゴミ除去率、走行性能を備えながらのこの価格で、一時、ルンバの市場シェアを87%にまで押し上げたほど※。基本的機能は上位機とほぼ同等という高コスパで、〝任せられる〟安心を実感できる。
●サイズ:W342×D342×H92mm/重さ:約3.2kg ※自社調べ。
段差はセンサーが検知し、落下の心配は不要。ラグや敷居も賢く乗り越え、ムダなく規則正しく、隅々まで効率的な掃除を行なう。
壁際や隅まで届くブラシと、床に密着する毛絡みの少ない2本のゴム製ブラシでゴミを掻き取り、パワフル吸引。