がん検診の受検ネックになるポイント1位は「検査費用が高い」、検診を受ける最大のメリットは?
がん検診を受けるにあたり、ネックになることを尋ねたところ、「検査費用が高い」が54.0%で最も多く、「検査結果が不安」が32.0%、「検査に行く時間がない」が29.0%と続いた。
がん検診を受けるメリットについて尋ねたところ、「早期発見によるがん死亡率の低下」が70.0%で圧倒的に多く、「安心して生活できること」が41.3%、「自身の健康状態を把握するために必要だと思う」が40.3%と続いた。
Craif株式会社 代表取締役社長 小野瀨 隆一氏のコメント
「日本では高齢化が進み、2人に1人ががんに罹患する時代と言われています。この現実を前に、私たち一人一人が意識的にがん対策に取り組むことが必須です。
がんは早期に発見すれば、多くの場合予後が向上します。そのため、がん検診を定期的に受診することが大切です。しかし、多くの方ががんへの意識が低く、検診を後回しにしてしまうことも少なくありません。
今回の調査結果から、がんを意識する大きなきっかけとして、身近にがん経験者がいることの影響が明らかとなりました。そのような強いきっかけが、がんへの意識を向上させ、行動を促す要因になっているのではと考えています。
Craifは一人でも多くの方々にがんに向き合う「きっかけ」を作り、見つめ直していただくことで、がん対策を「自分ごと」として捉えて具体的な行動=「がん活」を行なっていただきたいと考えています。
がん検診の受診率向上はがんの早期発見に寄与するため、我々はこれからもがん検診をはじめとする「がん活」に対する啓蒙活動を続けてまいります」
調査概要
調査名称:「がん活」に関するアンケート
調査機関:Freeasy
調査対象:1.自身が「がん」と診断された経験が無く、第1親等以内にも「がん」経験者のいない層、2.自身が「がん」と診断された経験が無く、第1親等以内に「がん」経験者がいる層
調査方法: Webアンケート
調査日:2023年8月7日
有効回答数:300件
出典元:Craif調べ
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合がある
関連情報
http://misignal.jp/
構成/Ara