誕生日を入力すると庭園全体の照明演出が12種類の中から選ばれた演出に変化
パナソニックは、さいたま市大宮盆栽美術館で2023年10月27日から2023年12月10日までの金・土・日曜、祝日の計22日間実施される「盆栽×宇宙」をテーマとしたライトアップにおいて、インターネット経由で照明演出を制御できる、街演出クラウド「YOI-en」を導入した。
さいたま市大宮盆栽美術館は、日本で唯一盆栽に特化した公設の美術館で、今回初めて夜間での特別公開を実施する。ライトアップにより、普段は見ることができない幻想的な盆栽の世界を体感することができる。
街演出クラウド「YOI-en」は、インターネット経由で照明演出を制御できる照明システム。今回のライトアップでは、中景の「YOI-iro」と近景の「YOI-iro」の2つのコンテンツで照明演出を行なっている。
※「YOI-iro」とは、街演出クラウド「YOI-en」を使った体験型コンテンツの1つ。スマホを使用して照明をコントロールすることができる。
中景の「YOI-iro」は、盆栽庭園全体を見渡せる盆栽テラスから、アンドロメダ座の配置に並べられた庭園全体の照明演出を変えることができるコンテンツ。
スマホで二次元コードを読み取り、誕生日を入力すると、庭園全体の照明演出が12種類の中から選ばれた演出に変化。操作がない場合は、庭園全体が電球色、四季、宇宙のシーンなどの合計10分のタイムラインでループ演出が行なわれる。
編集部も実際に体験したが下の写真のように場内のライトアップが自分の操作で切り替わる様子は圧巻。これができるのもLEDならではの演出だ。従来とはまた違った盆栽の魅力を観ることができる。
近景の「YOI-iro」は、1階庭園のメイン盆栽にプロジェクションマッピングを表示できるコンテンツ。街演出クラウド「YOI-en」で初めて取り組む、プロジェクター、音響、照明を組み合わせたコンテンツとなる。
スマホで二次元コードを読み取り、誕生日を入力すると、メイン盆栽に8種類の中から選ばれた惑星をテーマとしたプロジェクションマッピング演出が表示される。
ライトアップによる幻想的な盆栽の世界、この機会に体験してみてはいかが。
■ライトアップ日時
【2023年10月】27日(金)、28日(土)、29日(日)
【2023年11月】3日(金)、4日(土)、5日(日)、10日(金)、11日(土)、12日(日)、17日(金)、18日(土)、19日(日)、23日(木・祝)、24日(金)、25日(土)、26日(日)
【2023年12月】1日(金)、2日(土)、3日(日)、8日(金)、9日(土)、10日(日)
▼街演出クラウド「YOI-en」HP
https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/control/lightup/yoi-en/
▼「SAITAMA Wheel 2023」HP
https://saitama-criterium.jp/sw2023/saitama-wheel2023.html
▼さいたま市大宮盆栽美術館HP
https://www.bonsai-art-museum.jp/ja/
中景ループ演出イメージ(CG)
近景の「YOI-iro」イメージ
構成/ob1