ハーマンインターナショナルは、同社が展開する世界最大級のオーディオブランド、JBLよりサウンドバーの最新モデル「BAR 300」を発売した。
価格はオープン価格。 BLオンラインストア販売価格は4万9500円(税込)。
今回新たに発表する「BAR 300」は、好評を博している上位モデルのために開発された音響技術や新たな機能を踏襲しながら、高さわずか56mmの薄型ワン・ボディ設計に収めることでテレビ周りのわずかな空間にも設置しやすいモデル。
同社では「より多くの方に本格的なシアター体験の提供を可能にします」と説明している。
その主な特徴は以下のとおり。
コンパクトな筐体に6基のスピーカーと先進のサラウンド技術を凝縮
本モデルのスピーカーは、4基のレーストラック型ユニットと、左右両端にビームフォーミングスピーカー2基を搭載した独自の2ウェイ構成。
6基それぞれのスピーカーユニットには独立して駆動するための総合出力260Wの6chアンプを搭載しており、入力信号の帯域や音圧レベルに応じて使用するスピーカーユニットを動的に変化させ、個々のスピーカーのパフォーマンスを最適化している。
また、上位モデルのサウンドバーと同様、JBL独自の「MultiBeam」技術による「リアルサラウンド」とDolby Atmosによる「バーチャルハイト」のハイブリッド式サラウンドサウンドを本モデルでも採用。
さらに、最新の立体音響サラウンドフォーマットであるDolby Atmosによる「バーチャルハイト」は、空間の高さを表現する。
これらの革新的な技術の組み合わせにより前後左右の二次元的な平面空間だけでなく、高低までも描き出す三次元的な立体空間に包まれる映画館のような「イマーシブオーディオ(没入感)」を自宅で体感できるようになった。
■セリフなどの声成分を明瞭に聞き取りやすくする「PureVoice」テクノロジー
「BAR 1000」のために独自開発をしたダイアログ・エンハンス技術「PureVoice」テクノロジーを本モデルにも惜しみなく搭載。
これは独自のアルゴリズムを使用して声の成分をリアルタイムで解析、声の成分の輪郭を際立たせ明瞭度を高める革新的な技術だ。
飛行シーンや銃弾が飛び交うシーンも多いアクション映画や、壮大なオーケストラのBGMで迎えるクライマックスの場面でも、迫力を損なうことなく重要なセリフはしっかりと聞き取ることができる。