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タイパ志向は洗濯にも!8割以上の人が 「洗濯にかける時間を短縮したい」

2023.11.03

新型コロナウイルス感染拡大予防の緩和、記録的な猛暑による洗濯への影響

■新型コロナウイルスが感染拡大していた昨年と比べて、洗濯全般で不満に感じていることや困っていること

新型コロナウイルス感染拡大予防に伴うマスク着用の義務化や行動制限の緩和に伴い、対面で人と会う機会や、アクティブな活動意向、ファッションをもっと楽しみたい意向の増加にともない、日々の洗濯への影響を調査した。

「新型コロナウイルスが感染拡大していた昨年と比べて、洗濯全般で不満に感じていることや困っていること」を聞いたところ、不満や困っていることのTOP3は、1位「洗濯量が増えた(39.6%)」、2位「洗濯回数が増えた(36.1%)」、3位「洗濯の時間が増えた(33.3%)」という結果となり、行動の変化に伴い、日々の洗濯回数や量に影響していることがわかった。

■記録的な連日の猛暑の影響で、洗濯全般で不満に感じていることや困っていること

行動制限と同様に、2023年、生活に大きな影響を与えたのが記録的な連日の猛暑だ。猛暑の影響も同様に日々の洗濯に大きな影響を与えており、「連日猛暑で、洗濯に対して不満に感じていることや困っていること」を聞いたところ、不満や困っていることのTOP3は、1位「洗濯量が増えた(58.9%)」、2位「洗濯回数が増えた(54.0%)」、3位「洗濯の費用が増えた(47.2%)」という結果となった。

エネルギー価格の高騰に伴う光熱費の負担増、物価高の影響もあり、洗濯の量や回数など手間や負担だけではなく、洗濯にかかる費用面に不満を感じている人が多いことがわかった。

■洗濯の回数が増えていると回答した約6割の人が、洗濯をする回数が1週間で平均1~2回増えたと回答

実際に洗濯の回数が増えていると回答された人に、具体的に週どのくらい回数が増えたかを調査したところ、週1回増加の回答が最も多く34.1%、次いで、週2回増加が28.8%、週6回以上増加と回答された人も10.6%いることがわかった。

新型コロナウイルス感染拡大予防の緩和、記録的な猛暑による影響など、生活に変化が大きい今年は、洗濯への不満や負担が増えていることがわかった。

洗濯の量・回数増加への心配、費用増加8割以上、手間・負担増加も7割以上

■「洗濯の量や回数が増えている」と回答した人が具体的に不安なこととは?

新型コロナウイルス感染拡大予防の緩和、記録的な猛暑による影響など、生活に変化が大きい今年は、洗濯への不満や負担が増えていることがわかった。さらに「洗濯の量や回数が増えている」と答えた人に、洗濯の量や回数が増えている中で、今後、具体的に心配に思っていることを調査したところ、「光熱費(水道代や電気代など)が増える(88.6%)」「洗濯洗剤や柔軟剤など、洗濯にかける費用が増える(79.4%)」「洗濯の手間・負担が増える(75.0%)」という結果になった。

特に、「光熱費(水道代や電気代など)が増える」ことへの心配は、20~40代の男女では約9割に上り、20代男性96.2%/20代女性89.9%、30代男性91.5%/30代女性91.7%、40代男性98.0%/40代女性91.5%となった。

また、「洗濯の手間・負担が増える」ことへの心配に関しても、20~40代の男女では8割以上、20代男性96.2%/20代女性82.3%、30代男性80.9%/30代女性84.5%、40代男性83.7%/40代女性85.9%となり、特に、単身、子育てファミリー世代から心配の声が多くみられる結果となった。

■洗濯量や回数の増加に伴う自分でできる対策として、「日々の洗濯にかける時間を短縮したい」と8割以上の人が回答

エネルギー価格の高騰に伴う光熱費の負担増、物価高の影響など外的な要因による費用面の心配が最も多い中、洗濯物の量や回数の増加にともなう対策として、「日々の洗濯にかける時間を短縮したい」と83.7%の人が、そう思うと回答。特に単身、子育てファミリー世代の20~40代の男女では、約9割に上った。(20代男性94.1%/20代女性95.0%、30代男性89.7%/30代女性89.2%、40代男性91.2%/40代女性94.1%)

また、時間や手間をかけたくないこととしては、約3人に1人が「洗濯物を畳む・しまうこと(35.1%)」「洗濯物を乾燥・干すこと(33.7%)」と回答している。

本年の「#1019人のセンタクのホンネ2023」調査より、行動規制の緩和や記録的な猛暑が続いたことにより、洗濯物の量や洗濯回数が増加し、エネルギー価格の高騰に伴う光熱費の負担増、物価高の影響など外的な要因による費用面の心配事が増えていることが判明した。そして、洗濯量や回数の増加に伴う自分でできる対策として、「日々の洗濯時間を短縮したい」という洗濯へのタイパ意識が高いことがわかった。

<調査概要>
調査概要:洗濯に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年9月15日~2023年9月16日
回答者:1019名[20代~70代の男女/洗濯機利用者かつ週2回以上ご自身で洗濯]
調査委託先:電通マクロミルインサイト
クレジット名:「#センタク」プロジェクト調べ

出典元:パナソニック株式会社

構成/こじへい

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