コロナ5類移行に伴い、すっかり以前の日常が戻ってきた感がある。そうなると自ずと外出の機会も増え、コロナ禍の間は鳴りを潜めていたファッションへの熱が再燃したという人も多いことだろう。
服を着る機会が増えるということがその分、洗濯の回数も多くなるということ。そのため、昨今、若い世代を中心に高まる「タイパ志向」の影響もあって、「洗濯にかける時間を短縮したい」という人も少なくないのではないだろうか?
そんな中、パナソニックと花王アタックはこのほど、共同プロジェクト「『#センタク』プロジェクト」の活動の一環として、世の中の洗濯に対する声を集めた調査「#1019人のセンタクのホンネ2023」から、洗剤などの「手動投入時間」測定調査の結果を発表した。
昨年に比べて外出機会や意向が増加!リアルで会う機会が増えた人が半数以上
■新型コロナウイルスの5類感染症移行に伴い、約3人に1人が、外出の機会が増えたと回答
世の中の洗濯に対する声を集めた「#1019人のセンタクのホンネ2023」調査結果。2023年は、新型コロナウイルス感染拡大予防に伴うマスク着用の義務化や行動制限が緩和され、日常生活に変化がみられた。
今回、新型コロナウイルス感染拡大予防の緩和に伴い、外出機会の変化や意向に関して調査したところ、「リアルで会う機会が増えた(53.5%)」、「控えていた友人などと会う機会が増えた(60.4%)」「家族で出かける機会が増えた(59.2%)」といった調査結果が得られ、新型コロナウイルスが感染拡大していた昨年と比べて、対面で会う機会や、外出機会の増加を感じる人が多いことがわかった。
■7割以上の人が「我慢/自粛していた趣味や課外での活動を楽しみたい」と回答
また、新型コロナウイルス感染拡大予防の緩和に伴い、「我慢/自粛していた趣味や課外での活動を楽しみたいと思うようになった」と回答した人は72.4%となり、昨年以上にアクティブに活動したい意向がうかがえた。
そして、この質問では、20代男性80.9%、20代女78.2%、30代男性80.9%、30代女性83.3%と、男女ともに年齢が若いほど、アクティブな活動への意欲が強いことがわかる。
■「ファッションをもっと楽しみたいという気持ちが高まった」人は約60%
さらに、「ファッションをもっと楽しみたいという気持ちが高まった」と回答した人は全体で約60%となり、新型コロナウイルス感染予防の緩和に伴い、対面で会う機会や外出機会が増加したことを受けて、新たな衣服の購入意向などファッションへの関心が高まっている。この意向は特に女性に強くみられ、20代女性79.2%、30代女性76.5%、40代女性64.7%、50代女性60.8%と各世代、男性を上回る結果となった。