高所得者が活用する節約・節税の方法とは?
「節約・節税として行っていることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「NISA制度の利用(45.2%)」と回答した人が最も多く、以下「保険の見直し(29.1%)」「iDeCo制度の利用(27.1%)」「家計の収支を見直す(22.7%)」と続いた。
4割以上の人が「NISA制度」を利用して節税していることがわかった。
NISA制度は運用利益にかかる税金が非課税になる制度だ。さらに、少額から手軽に始められるメリットがある。また、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金「iDeCo制度」を利用している人も多いようだ。他にも、保険、家計の見直しなどを用いて、節約している人が少なくないことがわかった。
話題のヘッジファンドに関心があるのは約半数!高所得者が関心を寄せる金融トピックスとは?
「ヘッジファンドに対する興味関心はどの程度ありますか」と質問したところ、「関心はない(49.5%)」と回答した人が最も多く、以下「少し関心がある(18.7%)」「関心がある(14.8%)」「強い関心がある(11.3%)」「すでに取り組んでいる(5.7%)」と続いた。
ヘッジファンドは比較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得ることを追求したファンドだ。高所得者の約半数が、ヘッジファンドに関心があることがわかった。
これに対し、安定した収支を望みやすい不動産投資はどうだろうか。
「不動産投資に関する興味関心はどの程度ありますか」と質問したところ、「関心はない(48.8%)」と回答した人が最も多く、以下「少し関心がある(16.8%)」「すでに取り組んでいる(12.5%)」「関心がある(12.4%)」「強い関心がある(9.5%)」と続いた。不動産投資に関心がある人も、約半数という結果が出ている。
最近関心を寄せている金融トピックスとその理由について自由回答形式で尋ねたところ、「円安。現金の割振り先を考えるため(40代/男性/東京都)」「続く円安。外国の国債などを考えるに当たって重要(40代/女性/東京都)」「金。確実に今後も上がると推定される(50代/男性/神奈川県)」「暗号通貨。今後10年くらいで動きがありそう(50代/男性/千葉県)」などの声がコメントせられた。