資産運用立国の実現に向けた施策が続々と打ち出され、新NISA(少額投資非課税制度)のスタートが間近に迫る今。ビジネスパーソンの資産運用への意識はどれほどの高まりを見せているのだろうか?
フィデリティはこのほど、ビジネスパーソン1万人を対象にしたアンケート調査の結果を発表した。同社は、2010年より本調査を通じて、日本全国の会社員と公務員の資産形成や退職準備に関する定点観測を続けており、今回は10回目となる。
一般NISA上限枠利用者の約半数が、新NISAでも上限枠まで投資予定
現在、一般NISAで上限枠(120万円)まで投資している人の約半数、つみたてNISA上限枠(40万円)まで投資している人の20%が、新NISAで投資上限枠(360万円)まで投資する予定と回答した。
現行一般・つみたてNISA上限利用者は、新NISAでいくら投資予定か
SNSやニュース系Webなどネット経由の情報収集がさらに加速
男性はYouTube、女性はInstagramの利用者が多く、X(Twitter)、TikTok、Instagramは若年層、Facebook、YouTube、LINEは高齢になるほど情報源として利用されている。Z世代はSNSに加えて、知人や家族、職域マネー教育を利用する割合が他世代よりも高かった。
情報収集に利用しているSNS(SNSを情報経路としている人ベース)