小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「蛍雪の功」の意味と言葉の由来は?知っているようで知らない故事成語の使い方

2023.10.28

見慣れた漢字が使われている慣用句のなかには、読み方が意外と難しいものがある。「蛍雪の功」もそんな言葉の一つだ。そこで本記事では「蛍雪の功」の正しい読み方と意味、類語について解説する。英語での表現もぜひ併せてチェックしてほしい。

「 蛍雪の功」とは

まずは、「蛍雪の功」の読み方と意味を解説する。使用シーンや例文も参考にしながら、使い方をマスターしよう。

■意味と読み方

「蛍雪の功」の読み方は「けいせつのこう」。苦労して勉学に励んだ成果を指す故事成語だ。「蛍雪」は苦労を重ねて学問に励むことを意味し、「功」は成果や功績を表す。また、「蛍雪之功」と「の」を漢字で書くと、四字熟語としても使うことができる。

■由来

古代中国の王朝「晋」には、車胤(しゃいん)と孫康(そんこう)という若者がいた。2人の家は貧しく、部屋を明るくして勉強するための灯油すら買えない状況だったという。しかし、車胤は蛍を薄い布袋に入れてその光のもとで勉強に励み、孫康は窓から入る雪明かりのもとで書物を読んだ。この故事で使われた「蛍」と「雪」という言葉から、「蛍雪の功」という故事成語が生まれたとされている。

■使用シーンと例文

「蛍雪の功」は、学問に対する苦労や努力だけではなく、仕事や研究において苦労を重ね、業績と結果を得た場合にも使うことができる。また、「蛍雪の功を積む」「蛍雪の功なって」といった言い回しが用いられることもある。以下の例文を参考にしながら、使い方を覚えておこう。

【例文】

「彼は病気がちで学校を休んでいたが、蛍雪の功を積んで志望高校に合格した」

「彼女は毎日ピアノを練習し、蛍雪の功なって見事ピアニストとなった」

「仕事で成功するためには近道はない。蛍雪の功を積むしかないだろう」

「蛍雪の功なって、本日卒業される皆さん、おめでとうございます」

「蛍雪の功」の類語

次に、「蛍雪の功」と似たような意味を持つ、類語表現を紹介する。語彙の幅を広げるため、ぜひ覚えておこう。

■苦学力行(くがくりっこう)

学費を稼ぎながら学校に通い、学業に励むことを表す言葉。

【例文】

「親からの資金援助がなかったため、苦学力行して大学を卒業した」

「苦学力行して資格を取得した。つらかった分感慨深い」

「苦学力行の日々はつらかった。その時支えてくれた友達に感謝したい」

「友人は苦学力行しながらも学校を卒業して看護師になった」

■汗馬の労(かんばのろう)

物事を成功させるため駆け回る苦労を指す表現だ。

【例文】

「汗馬の労が報われて文化祭は大成功だった」

「子どもの幸せのためには汗馬の労も厭わない」

「彼の汗馬の労にスタッフ一同心から感謝している」

「彼女の汗馬の労のおかげでお店は大繁盛した」

■懸頭刺股(けんとうしこ)

苦労して勉学に励むこと、また、眠気をこらえて勉強することを表す言葉。

【例文】

「国家資格合格のため懸頭刺股した」

「彼は、勉強中に眠くならないよう、椅子から立つことで懸頭刺股した」

「懸頭刺股した結果なので後悔はない」

「懸頭刺股して彼は医師になった」

■刻苦勉励(こっくべんれい)

心身の苦しさに耐えながら、仕事や勉学に励むことを指す表現だ。

【例文】

「周りに反対されたが、刻苦勉励して志望校に合格した」

「今年必ず昇進するために、刻苦勉励して業務を行う」

「今までの刻苦勉励を無駄にしないように試験に臨む」

「刻苦勉励した過去があるからこそ夢を叶えられた」

「蛍雪の功」の英語表現 

仕事や趣味で英語に触れる機会が多い場合は、「蛍雪の功」の英語表現も知っておいて損はないはずだ。

■burn the midnight oil

「深夜まで勉強や仕事をする」という意味を持つ言葉。

【例文】

“We’ll burn the midnight oil tonight.”

(私たちは夜遅くまで勉強する予定だ)

“I have to burn the midnight oil tonight.”

(今日は深夜まで仕事をしなければならない)

“Burn the midnight oil If you want to pass the examination.”

(もし試験に合格したいなら夜中まで勉強しなさい)

■the fruit of diligent study

熱心な研究の成果や「蛍雪の功」を指す表現。

“The fruit of diligent study is the steppingstone to a brighter future.”

(蛍雪の功は輝かしい未来への手段だ)

“The fruit of diligent study is the bridge between dreams and reality.”

(蛍雪の功は夢と現実の架け橋だ)

“The fruit of diligent study is the key to success.”

(熱心な研究の成果は成功への鍵だ)

 

文/編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年7月16日(火) 発売

超豪華付録「3WAYハンディ扇風機」付きのDIME最新号では「ヒット商品は『推し』が9割!」を大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。