伝説的な真空管アンプが持つフィールやトーンを忠実に再現
フェンダーは100以上のアンプとエフェクトモデリングを搭載した同社初のデジタル サウンド プロセッサー『Tone Master Pro』の発売を開始した。価格はオープン価格。実勢価格は約22万円(税込)。
2019年にTone Master Twin ReverbとTone Master Deluxe Reverbを発表して以降、デジタルアンプにおける新たな境地を切り開いたFender Tone Masterアンプシリーズ。
『Tone Master Pro』は、その卓越したデジタルアンプのモデリング技術を用いて、伝説的な先代の真空管アンプが持つ特徴的なフィール、レスポンス、性能、そしてトーンを忠実に再現すると同時に、現代のミュージシャンが求めるモダンな機能を完璧に融合したプロセッサーとなっている。
フェンダーのアンプは、何十年もの間、業界の標準となっているが、今日のプレイヤーは、1台のアンプだけでは提供しきれないものを必要としている。
『Tone Master Pro』は、長年愛用され続けているフェンダーのクラシカルなアンプはもちろん、EVH 5150 IIIアンプを世界で初めて公式に搭載するなど、“往年の名器”とよばれるアンプやエフェクターのモデリングを 100 以上内蔵。
また、Mac及びPCデスクトップアプリへのUSB接続により、さらなるカスタマイズとレコーディングのオプションを可能にする。
そして自宅から旅先まで、持ち運びに最適な仕様となっており、4×4のUSBオーディオインターフェイスにより、MacやPCに直接接続することができ、マイクなしでもライヴパフォーマンスやスタジオレコーディング等、あらゆる場面で最高のサウンド制作に対応できる。
FMIC プロダクト シニアバイスプレジデントのマックス・ガトニック氏は、今回の発売に際して次のようにコメントしている。
「Tone Master シリーズは、世界で最も愛されているアンプとエフェクターを再現し、今日のミュージシャンが求めるモダンな特徴と機能性のすべてを統合するという、ひとつの明確な目的をもった広範な研究と開発から生まれました。
フェンダー初となるこのデジタル サウンド プロセッサーは、Tone Master シリーズの新しい章の始まりを象徴します。Tone Masterの名高いサウンドのクオリティに、直感的に操作できるパワフルなインターフェイス、そして充実した入出力を備えたTone Master Proは、トーン、ダイナミクス、パワー、使いやすさを提供する究極のギタープロセッサーとなっています。
世界中のステージやスタジオでTone Master Proが使用される場面を目にすることを心待ちにしています」