ツインバードは、パン職人・浅井一浩氏と共同開発した「匠ブランジェトースター(TS-D486B)」を11月17日に発売する。価格はオープン。公式オンラインストアでの販売価格は25,800円。
ボタンひとつで理想の“焼きたて”を実現!
「匠ブランジェトースター」は、パンの世界大会「iba cup 2015」で総合優勝したパン職人の浅井一浩氏と共同開発した製品。
表面に焦げ目がつくのが当たり前だったリベイクを、まるで“焼きたて”の状態にあたためることを目指したトースターで、パンの種類に合わせて設計された火力調整プログラムがこれまでのトースターではなし得なかった、理想の“焼きたて”をボタンひとつで実現するという。
開発するうえで注目したのは、焼きたてがおいしい理由が、外側と中身の絶妙な温度バランスにあること。そこで、「匠ブランジェトースター」では、精密な「庫内温度センシング」×「遠近2種類のヒーター制御」を採用。
浅井氏が認めた「魔法の温度バランス」を作り出すために、センサーが秒単位で温度を計測することで、パンを含む庫内の状態を見極め続けられるようした。
さらに、浅井氏の火入れを、独自の火力調整プログラムで再現。遠赤外線焦げ目をつけずに表面をパリッと仕上げる遠赤外線と、内部までしっかりあたためてもっちり食感を引き出す近赤外線の2種類のヒーターがそれぞれに独立アプローチすることで、自動で理想の温度バランスに仕上げることができるという。
また、食パン、クロワッサン、フランスパン、カレーパンの4つのパンそれぞれに合わせたオートモードを搭載しているのも本製品の魅力のひとつ。
モードを選ぶだけで、それぞれのパン本来の魅力を引き立たせる焼き方に自動調節してくれるので、パンの種類ごとに設定し直したり、焼き加減を見張ったりといった手間がかからないのだ。
しかも、オートモードはそれぞれの冷凍パンにも対応。普通のトースターでは調理の難しい冷凍カレーパンも、焦がさずに中はあつあつ、外はカリッとした焼き上がりを実現するという。
加えて、熱を逃がさないよう、扉が小さく奥に深い構造にしたことで、安定した火力コントロールを可能にしたうえ、約250mmのスリム幅も実現。焼き網は縦長となるが、大きく前にせり出す設計となっているので、奥に入れたパンもノンストレスで出し入れできる。
このほか、マニュアルモードも搭載。パンだけでなく、もちやグラタンまで、幅広く活用することが可能だ。
主な仕様は、庫内寸法が約幅190×奥行270×高さ110mmで、焼き網寸法が約幅182×奥行248mm、天板寸法が約幅172×奥行238mm。外形寸法は約幅250×奥行371×高253mm、質量は約4.2kg。
電源コード長は約1.4m。消費電力は1,240W。温度調節は120/140/160/180/200/220/240/260度。タイマーは最長30分。焼き網、天板、ガイドブックを付属する。
製品情報
https://store.twinbird.jp/products/tsd486
構成/立原尚子