電気抵抗の低いパウチ型セルにより高い電圧と電流値の持続的な出力を実現
スタンレー ブラック・アンド・デッカーは、ツールブランド「DEWALT」から、パウチ型リチウムイオン電池を採用した電動工具バッテリー「POWERSTACK(DCBP518)」を10月下旬に発売する。価格は31,900円。
「POWERSTACK(DCBP518)」は、DWEALT 18V電動工具シリーズ、LEDライト、集塵機などに対応する容量5.0Ahのバッテリー。スマートフォンなどに使われるパウチ型のリチウムイオン電池セルを採用したことで、従来のシリンダー(円柱)型セルの製品に比べ、大幅なパフォーマンス向上を実現している点が特徴だ。
具体的には、電気抵抗の低いパウチ型セルにより高い電圧と電流値の持続的な出力を実現しているほか、セルや基盤の溶接部分などを改良することで発熱を低減、さらに独自のバッテリー制御システムなどによりバッテリー寿命の大幅な向上を可能にしており、同社18V/5.0Ahバッテリー「DCB184」と比較して、パワー50%向上、作業量50%向上、電池寿命2倍を実現しているのだ。
主な仕様は、定格電圧がDC18V、容量が5.0Ah。サイズはL130×W85×H60mm、重量は0.73kg。対応機種はDEWALT 18V電動工具シリーズ、LEDライト、集塵機など13機種(国内発売)。対応充電器は「DCB1104(10.8V/18V Li-Ion充電器)」。
なお、パウチ型リチウムイオン電池を採用したバッテリーは、今回発売するDCBP518以外にも、順次ラインナップを拡充していく予定とのことだ。
関連情報
https://promo.dewalt-jp.com/tough-lifework/
構成/立原尚子